気が付いたら14:46は過ぎていました。去年まであった朝の黙祷もなく昨日と変わらない1日でした。でも間違いなく4年前にそれはあったし、いまだに見つかっていない人も沢山いる。直接被災された人や家族や友達が被災した人にも同じ様に4年の歳月が流れています。
いつまでも引き摺っていては、経済活動が成り立たない、それは確かにそうです。しかし、昨日の70年目の東京大空襲や8.6広島、8.9長崎、1.17阪神淡路大震災そして3.11東日本大震災は忘れてはいけない日じゃないかと思うのです。何千人、何万人の日本人の命が一瞬にして亡くなった。これは絶対に忘れてはいけないし、それぞれ平和について思いを巡らせたり、自然の脅威について考えを新たにしなければいけない。そうしなければ亡くなっていった人に申し訳がないと思うのです。
火災と津波との違いはありますが、それにしても阪神淡路に比べ、津波被災地復興のなんと遅いことか。復興予算も数千億単位で余っているという。国は本気で復興する気があるのか疑問を感じます。
これからまた津波が起きないとは限りません。否、これまでの歴史から言っても何十年後かに必ず津波は来るでしょう。元の場所での生活に戻ることは叶わないかもしれません。でもこの記憶を被災した人だけでなく、私たち日本人が記憶をして後世に伝える事。それも大切な事だと思います。
震災の日、皆さんは何を想い何をしていましたか。
私は今頃、歩ってました(^_^;)まだ多摩川渡ってない…。