関東豪雨から一夜明け、被災されてみなさんのご苦労は如何ばかりか。心痛を禁じえません。いとこの実家も床上浸水したとか。
土手のぎりぎりまで増水した河川というのは何度か見たことがあるけど、越水(この言葉も初めて知った)するのはさすがに半世紀の人生で初めて。鬼怒川下流では堤防が決壊、さながら東日本大震災の津波の映像を想起させるものでした。
TVい映し出される救助の様子。周りの木造家屋が濁流にのまれる中、1件の家が流れてくる家屋にむつかってもびくともせず立っていました。
ネットで検索すると、旭化成のへーベルハウスということ。
(twitter投稿より転載)
ストリートビューで建築中の画像がありへーベルハウスということが分かったそう。
重量鉄骨にへーベル板という軽量気泡コンクリート(ALC)で、とにかく頑丈。見た目も以前はビルみたいな武骨な感じでしたが、最近はそうでもない。ただ普通の家よりは、1.5〜2倍位の価格になる。
ネットでは、へーベルハウス礼賛の声のある一方、「周りが全部流されて自分のうちだけ残ってもねぇ」とか「どうせ使えなくなるなら、いっそ流されてしまったほうがよい」などという声もあります。でもそういうことを言っている人は、何もわかっていないと思うのです。自分の家がどこよりも安全というのは、何物にも代えがたいもの。家は家そのものも財産ですけど、それ以上に家の中にあるものや、もっと言えばその家での思い出が財産です。それが一瞬でなくなってしまうことの衝撃。しかも不可抗力の自然の力で。この筆舌に尽くしがたい苦痛と喪失感は想像して余りあるものです。
百歩譲って、もう使えなくなってしまうにしても、その家の解体を自らの手で行うのとは全然異なります。
阪神淡路大震災でも、へーベルハウスは延焼を防ぐ役割をしていたとか。
へーベルハウスを知らず、震災前の2010年に家を建ててしまったのですが、今だったら間違いなくへーベルハウスを建てていたと思います。
旭化成さんは実は私の担当先でもあります。 昨日も見学会があり、構造を見させてもらいました。見れば見るほどへーベルハウスへの信頼は高まります。営業の方をはじめ、社員さんもみんなしっかりとしていて、大変好感が持てる方ばかり。
値段が高いことがネックではありますが、例えば土地はあって上物だけにお金がかけられるのであれば、へーベルハウス超おすすめです。