もう10年なのかまだ10年なのかは、被災の状況によって大きく異なります。
2011.3.11東日本大震災から7年。最後に被災地支援ボランティアに行ったのが2014年2月、計5回の被災地訪問でした。
(震災の4ヶ月後初めて行ったボランティアの状況↓)
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津波のあった沿岸部は土盛りかさ上げをして整地は進んでいますが、たくさんの人や家が津波で流されて、高台に引っ越してしまったので往時を取り戻すまでに至っていません。
津波の被害も大きかったですが、福島第1原発のメルトダウンは、いまだ廃炉作業の真っ最中。帰宅困難地域も徐々に解除をされていますが、ここもまた震災前の生活に戻れない方々が沢山います。
10年経って、私たちができることは、あの日を忘れず、被災者の気持ちに寄り添う事くらい。
世の中は今、コロナウィルス見えない脅威におびえ暮らしています。一方で、いつ起きるかわからない首都直下地震もひたひたと足音を忍ばせて近づいている気配。
図らずも身を挺して地震の恐怖、津波の恐怖、そして原発の恐怖を知らせてくれた被災者の皆さんの為にも、備えることは大切だと思います。
願わくばすべての被災者の皆さんに心の平穏を。