二段までは初心者扱いというのが弓道の世界です。
今日は神奈川県の初心者大会というのがあって、始めてからは２０年近く経ちますが途中離れた事もありいまだに２段の私、初心者大会の資格ありってことで、参加してきました。
昨日の夜から花粉が酷くて、くしゃみ鼻水が止まらず、クスリを飲んで朦朧となった頭で出発時間ぎりぎりに起床した私。とりあえずバスには間に合って、一息付いたけど、鼻水は止まらず、頭は薬のせいでぼーっとしていた。行射までに治まってくれればよいけど…とそんなことばかり考えていて、県立武道館に着いた時、ハタと気が付いた。
弓道着（上下とも）持ってきてない…
試合は道着着用は必須です。そんな状況で道着、袴がない。しかも県立武道館から家までは電車で１時間以上。
開会式、競技説明、矢渡しがあるから、スタートは約１時間後。
まずは、家に電話をし、電車で３０分くらいのあざみ野駅まで道着と袴を持ってきてもらうよう家に電話。運よくカミさんがいて、すぐに持ってきてくれるという。
市営地下鉄であざみ野まで向かう私。そこへ「私の順番は３番目。一緒に来ていた他の方で遅い人がいるからそれを貸してくれるのですぐ戻るよう」とのメールが来る。
３番目といっても３人立で４番目までが１回目の入場ですので実質１回目。これではカミさんから受け取ってから戻ったのでは間に合わないと、そのままトンボ帰り。
無事道着、袴を借りて自分の立ちに間に合わせることができました。
いやーびびった。忘れ物の多い私ですが、ここまですごいのはついぞした事がありません。ちょうど身長が近い人がいたのが不幸中の幸い。いやいや迷惑掛けちゃいました。
更に自分の2回目の行射が終わった後、預けていた弦巻がなくなるという事件が発生。なんちゅーか、一難差ってまた一難、今日はいろんな事がある日だこと。結局、同じ立ちの人が自分の弦巻をもって行ったときに引っ掛けて持ち帰ってしまったことが判明。現場で分かったので弦巻は無事手元に戻ってまいりました。
今回決勝進出の条件はグループは２４本中１０本以上の中り、個人は８本中５本以上の中りでしたが、私たちの弓友会３チーム９名からは誰も出ず。相変わらず課題の多い射会でしたが、まぁ楽しく弓が引けたのは良かったです。
