ところは宇宙、とくると「キャプテンフューチャー」のオープニングですが、違います。
いろんなところで話題になっていますが、今日はなんといっても「バック・トゥ・ザ・フュ−チャーpartII」で、ドクとマーティが訪れた2015年10月21日その日なのであります。
partIが1985年の物語。30年前の1955年から帰ってきたマーティは、空飛ぶデロリアンで今度は30年後の2015年に行きます。
スカイハイウェイを走る空飛ぶ車、ホバーボード、自動でサイズが調節できて、濡れた時に自動で乾かすジャケット。自動で閉まる靴紐。多チャンネル壁掛TV。指紋認証ドア。ワクワクするフューチャーガジェットの数々も実現したものしなかったものがあります。スマートフォンなんて影も形もなく、想像の範囲外だった。ファクシミリが家庭に入り、今となってはFAXはあまり使われなくなっているというのも予想を超えてました。
公開が1989年12月、90年のお正月映画。まさにバブル絶頂期。社会人になったばかりの私。そして30年後の今。なんか30年前と世の中も自分もあんまし変わってないような。でも30年前の自分が見たらどうかな。スポーツ年鑑を持ち帰って一獲千金を狙いたくなるか…。
パート2の物語は、以降舞台はビフによって改変されてしまった1985年中心に進みますが、やっぱあの時にみた未来は結構衝撃的でしたね。
改めて見直してみましたが、本当によくできた脚本で、バンバン張られた伏線がそのあと見事に回収されていくのを知っているので、要所々々でにんまりしてしまいます。持ってるDVDでは毎回字幕で観ていて、今回初めて吹替で観ましたが、マーティの声が山寺宏一、ドクが青野武版。TV放映の時が三ツ矢雄二、穂積隆信でそちらの方が聞きなれているため、違和感がありました。山ちゃんのマーティは真面目すぎな感じ。TV放映版の入ったソフト欲しくなってきた。。