なんていう映画のタイトルがありましたねぇ(1980年・アメリカ)。今月9でやっているのは『5→9[5時から9時まで]〜私に恋したイケメンすぎるお坊さん〜』。きょうのわたしは弓道場で9時から5時まで終日弓道場で稽古。
さすがに疲れましたが、教えていただいてる先生の方が疲れたんじゃないかなぁ。私たちは、弓引くといっても、15分に2射くらいで、あとは座って見取り稽古でよいけど、先生はずっと立ちっぱなしで、細かな指摘をしてくれる。稽古にあたっては、それぞれの欠点と今日の課題を考えてくれて、臨んでくれている。いい加減な態度でいたら罰が当たるってもんです。
弓道って、バランサーもなければ、サイトもなく、ただの竹で作った長尺の弓と矢で的に中てないといけない。その為に大切なことは、自分の身体がどんな時でも正しく同じ動作ができること。まずは正しい動作(射法)を身に付けることが重要なわけですが、これがなんともうまくいかない。それを根気強く教えてくれる先生には本当に感謝です。
この恩返しは、ちゃんと昇段することですが、どーなることやら。
50歳にもなって教えを乞うことって、あんまりないし、試験を受けて実力を測られるなんていうのもそんなにない。そういう世界に身を投じているのは、決して無駄じゃないような気がします。歳をとるとなかなか人の意見かと指摘を素直に聞けなくなってきますが、少なくとも心構えとして、先生の言うことをしっかりと聞くこと、そしてそれを実践することが練達者への近道だと思うのです。これは日常生活にも応用が利くことで、自分の知らないことを知っている人というのは周りにたくさんいて、そういう人にうまく教えを乞うことができると、とても効率よく自分の身になったりします。これが、歳が上だと下だとか、プライドが邪魔をして素直に教えを乞うことができなかったりすると、結果的に作業が進まず「なんかダメな人」扱いされてしまったりする。私、莫迦なんですけど、いろんな人に優しく教えていただけているだけなのに、会社でちょっと仕事できるようなふりができてしまいます。全部周りの人に聞いてるだけなんですけどね…。
弓も仕事もですが、いろんなことを教えてもらっている以上、自分ができるようになったら、いつかはちゃんと教えられるようにならないとな…とか思って、日々精進に励むのでした。。