9時から5時まで弓道の講習会でした。
称号者の先生に、細かなところを指摘されましたが、なかなかうまくいきません。自分だけではありませんが、なんでこう言われたことがちゃんとできないのか、自己嫌悪に陥ることといったら…。
なんつーか、10けなして1褒めるようなセンセーなんだけど、そもそもできてないのは自分だし、言われてもぐうの音も出ません。なんか、マスターヨーダにジェダイの稽古をつけてもらってるルークのような気分です。
これが自分に実力があれば、アナキンとオビワンのような関係になれるんだけど、やっぱアナキンはすごいわ。。
「まぁ今度の審査は授業料だと思って、まずは正しい射をすることを心掛けるように」
今回の審査に向けた餞の言葉にしては厳しすぎます、センセー(>_<)。
すでに審査料(4100円)は払ってしまってるんで受審しますけど、モチベーションだだ下がりっす(T_T)。参段の昇段率が10%、四段が1%。その上はさらに厳しくなるといいます。そんな世界で、上位者の皆さんはチャレンジし続けています。60とか70とか、私なんかまだひよっこ。最近言われるのは、「早く復活できてよかったね」と。勿論続けていればもっとよかったんですけど、弓道を中心とした人生を歩んででいる人以外は、仕事や家庭や、いろんな理由で必ず弓道から離れる時代があります。そこからもう弓道に戻らない人もたくさんいますし、それはそれでその人の人生。
他の道もそうでしょうけど、弓道ってずぶの素人では、矢を飛ばすことはできません。ひとつひとつの動作を身体に憶え込ませて、何度も何度も弓を引き、的前に立って練習をすることでやっと前に矢が飛びます。しかも、ただ矢を飛ばすだけなら数か月でできるようになりますけど、中るのはその次の話。さらに誰が見ても素晴らしい射が出せるのは、もっと長い道のりです。
何度も失敗し、審査を受けても通らない。どんなに心が折れても反省し歩き続けることが大切なんですよね、センセー。
せっかく復活したんだから、先を急がずがんばろーと思います。。