日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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引退宣言の必要性


 小室哲哉が文春の不倫報道を受けて引退会見を行った。

 クリエイターの引退宣言って必要なのかな、と毎回思います。宮崎駿にしても、何度も引退宣言をして撤回している。
 創作意欲の減退、自分の才能の枯渇というのは誰でも感じることだと思います。それだけ一生懸命仕事をして渾身の作品に仕上げた、ということです。だからと言って毎回引退宣言をしていたら堪らない。
 不倫報道で迷惑をかけた。いったい誰に迷惑を掛けたのでしょう。今回の件での実害はあったのかな。心情的には家族からの指弾はあったかもしれませんが、自分の体調も悪く、長い介護で疲れている中、身近な看護師と仮に良い仲になったからといって誰が責められよう。老々介護疲れの中、無理心中しようとしたりする人だっている。

 文春の取材能力は確かにすごい。でも何でもかんでも私生活を暴き出すことが本当に"読者が求めている事"なのかな。不倫の話が出るたびに、人間なんて噂好きのゲスだと思ってしまう。誰が楽しんでいるんだろう。
 
 もう引退宣言をしてしまったから仕方がありませんが、クリエイターの引退を決めるのはクライアントでありお客様。才能がないと判断すれば、ユーチューバーとかで自分で発信するしかなく、したくても仕事は来ない。

 クリエイターの引退宣言、もうやめてほしい。
 不倫疑惑の引責というのも意味がない。文春ももっと責めるべき人がいるような気がしますが、これでは弱い者いじめのようで後味が良くないなぁ。