SNSでの誹謗中傷を苦に女子プロレスラーが自ら命を絶ったという事件がありました。
私は、mixi、facebook、twitterとこのblogをもう10年以上前からやっているので、ネットリテラシーはある程度あると思っています。
今は簡単にこういったSNSを開設して、普段逢えない人とネットを通じて直接話ができてりつながりを持つことができたりして、すごく便利になっていますが、匿名であるが故に面と向かってならしないようなことをいとも簡単にやってのけたりする日がいます。それだけ人は闇を抱えながら生きているという事なんでしょう。
善悪は常に相対的なもの。絶対的な悪がないように、絶対的な正義もまたありません。それがあたかも自分が世間の正義の代弁者のごとく、糾弾をしていく。
批判的精神を持つことは大切な事です。でも自分が思ったことが本当に正しいことなのか、常に疑問を持っていないといけないと思っています。そして発言をする以上はその発言に責任を持たなければいけないのも事実です。匿名と言っても今の技術であれば特定をすることは簡単です。まして自分の意見ではなく、”人の尻馬に乗る”のは、現実であっても卑しいことですが、ネット世界では匿名性も加わってさらに卑劣な行為だと自覚しないといけないと思います。
私がSNSに参加しているのは、リアル世界で鎖だからと考えています。万が一悪い事をした場合、ネットでの言動をさらされることになります。だからこそネットの世界でも現実でも正しくあろうとする気持ちが大切だと常々思っています。