「昭和40年男」の特集、「俺たちをゾクゾクさせた カッコいい女たち」が、どうも琴線に触れず、ではあの時代でかっこいい女とは誰になるのかを、カミさんと話しをしてみた。
2人の意見が一致したのは、小林麻美。確かにかっこよかった。モデルや女優、歌も歌って「雨音はショパンの調べ」が大ヒット。”アンニュイ”(死語だ…)な感じがたまらなく素敵でした。アイドル全盛期の中、きゃぴきゃぴした女の子ばかりがTVに出ていましたが、カッコいいというのは違います。80年代の同世代アイドルではなく、ちょっと上の世代。岡田奈々はカッコいいというよりかわいい。小林麻美はまさに大人の女性でした。
あとは、坂口良子。元々はアイドル的な女優さんでしたが、「池中玄太80キロ」の暁子(アッコ)はカッコよかった。57歳で亡くなってしまったんですよね…。
歌手だったら今井美樹。80年代を代表するかっこいいい女性だったと思います。ドラマとかにもでていました。
今となっては、時代を纏いすぎていてちょっと古さを感じますが、W浅野(浅野ゆう子、浅野温子)、鈴木保奈美、山口智子などの所謂トレンディ女優もかっこよかった。
そして、この人を忘れてはいけない、夏目雅子。急性白血病で27歳の若さで亡くなっています。『西遊記』で三蔵法師、『鬼龍院花子の生涯』は、27歳とは思えない程、凛としていて、「かっこいい女」というのはこういう人の事をいうのだと思います。
今だったら誰かなぁ。米倉涼子とか。宝塚出身の天海祐希、真矢ミキなんてかっこいい女優さんの両巨頭ですねぇ。