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志垣太郎さん。

俳優・志垣太郎さん死去、70歳 長男が報告「3月5日に急な体調異変による心不全で」
俳優の志垣太郎(しがき・たろう、本名河村稔=かわむら・みのる)さんが3月5日に心不全で亡くなっていたことが6日、分かった。70歳。東京都出身。長男で俳優の匠(34)が同日、自身のツイッターで伝えた。■匠は、母の女優・白坂紀子(64)との連名で「皆様へご報告があります。父 志垣太郎が、2022年3月5日に遠征先の佐賀県において、急な体調異変による心不全により帰らぬ人となりました」と報告。「いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」と9カ月後の発表となった理由を説明した。■そして「父は物事を前向きに捉えて生きている明るく元気な人でした。私も母も、そんな父の事が本当に大好きでした。父は恐らくそれ以上に私達の事を沢山愛してくれたと思っております」と志垣さんへの思いをつづった。■最後に「今まで志垣太郎に接してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました」と結んだ。■志垣さんは高校在学中の1969年に芸術座の舞台でデビュー。71年に日本テレビ「おれは男だ!」で主役の森田健作(72)のライバルとなる転校生役を演じ、一躍注目を集めた。76年には昼ドラ「あかんたれ」で主演。二枚目俳優としてキャリアを重ねた後、日本テレビ天才・たけしの元気が出るテレビ!!」やTBS「噂の!東京マガジン」などバラエティー番組に多く出演。プライベートではTBS「水戸黄門」で共演した白坂と結婚した。(12/7(水) 1:05配信スポニチアネックス)


若い人はしらないよね。有名なところでは、TVの「ベルサイユのばら」のアンドレの声、映画版「地球へ…」のソルジャー・ブルー、俳優としては、「俺は男だ!」の森田健作のライバル西条他、時代劇によく出ていました。私的には平井和正原作の「狼の紋章」の主人公、犬神明で特に強い印象が残っています。最近は、「噂の東京マガジン」(今はBSTBSでやってます)のコメンテーター、レポーターで出ていました。

目力の強い元祖イケメン俳優。
「狼の紋章」は1973年作品で、公開当時は見ておらず、平井和正好きになってからウルフガイ映画ということで80年代に名画座で観ました。当時孤高の少年犬神明をやるのにこの人はかなりの適役だったのでしょう。当時の技術の限界か変身後の狼マスクが失笑を買うほどの出来(といっても実際の狼の毛を使ったという)だったり、ライバルの羽黒獰がデビューまもない松田優作で身長はともかく巨漢の印象からは程遠い、冒頭の狼の群れは素人でもわかるシェパードだったりなど、原作ファンからはちょっとアレな作品。でも、ほぼ全編ロケ撮影なので70年代撮影当時の風景が見れてそこら辺を差し引けば資料的価値のある作品かも。

志垣太郎さん、本当にかっこよかった。噂の東京マガジンも見ていますが、若い頃の面影を残しつつ、若い頃の険が取れてとてもいい年のとり方をしているなーと思っていました。

渡辺徹さんに引き続き、小さい頃のアイドルが亡くなり残念です。

享年70。ご冥福をお祈りいたします。


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