音楽ライター不破了三さんの配信する「レコード喫茶ふわふわ」、8月19日に96歳の誕生日を迎える現役最高齢の作・編曲家、渡辺宙明先生の5時間に渡る特集でした。
自分が生まれる前の日本特撮ヒーローものの元祖「スーパージャイアンツ」(宇津井健が全身タイツでヒーローを演じている)から、現在放送中の最新スーパー戦隊「機界戦隊ゼンカイジャー」まで、数々のドラマ、映画の主題歌、挿入歌、BGMを創造されています。
特に70-80年代のアニメ、特撮ものの宙明音楽は、魂にきざまれています。
印象的なのは、主題歌は勿論ですが、出撃シーンや戦闘シーンに掛かる曲。「マジンガーZ」は主題歌も好きですが、この挿入歌「Zのテーマ」が特に好きです。
www.youtube.com
特撮ものでは、1982年から始まった宇宙刑事シリーズの戦闘が始まる頃に必ずかかる「レーザーブレード」のテーマ。これがかっこいいんですわ。
www.youtube.com
そんな宙明先生。初期には集団ヒーローの元祖「忍者部隊月光」(1964-66)も作曲されています。
www.youtube.com
忍者部隊月光は放送年からすると、そらく印象に残っているのは再放送でだと思います。小さい頃、まだ仮面ライダー以前の”ごっこ遊び”は、近所のお兄さんたちとの、「忍者部隊月光」ごっこでしたw
その他「キカイダー」「イナズマン」や「ゴレンジャー」なんかも宙明先生。
「野球狂の詩」もすごく好きです。
劇伴好きの私的にはまさに”生き神様”。身体に刷り込まれた宙明リズム。
96歳、なお現役。まだまだ胸を熱くする音楽を作ってほしです。