音楽ライターの不破了三さんの個人twitch「レコード喫茶ふわふわ」毎週楽しみに聞いています。
アニソン、特撮BGM特集や、作曲者特集をきっかけに聞くようになりましたが、不定期で平日昼間もやっていて、一昨日の木曜はCMソング特集で、非売品レコード、ソノシート(!)を含む多くの曲をかけて頂いて在宅勤務のBGMに最高の時間でした。
今日は、20時スタート0時までの4時間、「1位を獲った曲だけ歌謡祭 ①」として、オリコンシングルチャートで1位を獲得した曲「だけ」を、1968年のチャート集計開始からひたすら年代順にかけていく回でした。当然フルコーラス。時間の許す限りという事で1968-1978の10年まででした。
「帰って来たヨッパライ」ザ・フォーク・クルセダーズ( 1位獲得:1968.1.25 6週連続 131.3万枚)からスタート。
1968年って、私まだ3歳なんですけど、以降1978年までほぼすべての曲が歌えちゃうっていうのもどんだけ聞いていたんだ?って感じです。
うち、母親が歌謡曲好きだったんです。だからほんと小さい頃から歌番組よく見ていたからだと思います。70年代くらいからはTVドラマの主題歌挿入歌がオリコン1位になることも多く、そういうヒットドラマというのも大体見ていたというのも知っている理由です。
この頃の曲って、ヒット曲は、演歌、ムード歌謡、フォークソング、アイドルソング(沢田研二、西城秀樹、野口五郎、郷ひろみなど)等々、ジャンルは様々であっても、年齢や男女とかを問わずみんな知っていました。これが90年代になると、オリコン1位とか言っても興味がないジャンルは全く知らなくなってしまいます。
今日の最後は「微笑がえし」キャンディーズ。キャンディーズ唯一のオリコン1位曲。「春一番」「やさしい悪魔」「暑中お見舞い申し上げます」とヒット曲はありましたが、同じ時期に怪物大ヒット曲「およげ!たいやきくん」が11週連続1位という状況で1位にはなれていなかった。1位というのは、曲の良し悪しではなく運もあるという事です。
歌は世につれ世は歌につれなんていうのもこの時代までの言葉かもしれません。
次週は1979年から。聞かないとっ!
しばらくアーカイブで聞けます(ただし著作権の都合で一部無音の箇所あり)↓
https://www.twitch.tv/videos/1152169582