1987年リリースされた嘉門達夫6枚目のシングル。2ndシングルの「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」の方が売れてます(オリコン24位)。私的には「タンバでルンバ」の方が衝撃的でいまだに好きです。
まずは聞いてみてください↓
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「Gメン’75」のボス、黒木警視役だけでなく、1950年代から亡くなる2006年まで常に第一線で活躍された名優丹波哲郎は、1980年くらいから心霊に興味を持ち研究を始め、自ら「霊界の伝道師」と名乗り、映画ドラマの出演だけでなくたくさんの霊界関係の著作や講演をされています。かといって新興宗教を興したりはしておらず、むしろ宗教的なものは否定していたらしい。
この曲が出た頃は特に丹波哲郎の霊界語りがブームとなっていて、ボードゲームまで出ました。その名も「輪廻転生リバーシブルゲーム たんば」ww 当時買って、数回しか遊んでいないので綺麗なままでいまでも家にあります。ボードゲームだから人が集まらないとできない…。
内容は、最初プレイヤーは昆虫とか魚なんですけど、徳を積んで輪廻転生をして人間になるのが現世パートで、誰かが人間になる(すごろくでいう”あがり”)と、盤面を裏返して今度は死後の世界に送られて、地獄→幽界→精霊界と進んで、三途の川を越えて霊界→天界→天上界と来て、最後神界でゴールという、丹波哲郎の説く霊界を余すところなく?体験できるとゆーw
あ、「タンバでルンバ」の話でした。
今で口ずさむこの曲。歌詞がいいんですよ。もちろん丹波哲郎が言っていることで構成されている歌詞なんですけど。
例えば
「人生は修行の場、自殺すると天国に行けないよ、タンバ」
とか、
「タータ、タンバでルンバ
年をとって死んでも
あの世じゃみんな若返り 二十歳前後さー」
最後は、
「タータ、タンバでルンバ
Gメンのボスやってた
人が言うんだから間違いない
信じなさい タンバ」
あー、なんてくだらない歌。だけど妙な説得力があると昔から思ってました。
なんといっても、あの丹波哲郎ですからね。
最近頭から離れず、つい「タータタンバでルンバッ」と歌ってしまいます。
私の死生観は「タンバでルンバ」から結構影響受けてます。
以前、自分の死生観について書いたブログ↓
hee.hatenablog.com
というわけで、そういえば昔「タンバでルンバ」気分で軽やかに生きていきたいなーと思ってたんだと思い出しました。