日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

一死七生。

 霊界の伝道師、丹波哲郎センセーも、「人生は修行の場」と言っていました。
 自死を選ぶのって、修行放棄だと思っています。
 
 仏教では、人は天上界で1回死ぬと七回生まれ変わるといわれます。私、割とこの考え方好きです。
 人間の世界で7回生まれ変わる経験をすることで天上界に戻れる。ただ、生まれ変わるといっても、人間ばかりではなくあらゆる生き物に生まれ変わるのではないかと。

 加えて個人的にはこんな風に思っています。 
 今、私たちの住んでいる世界に7回✕7回=49回生まれ変わるんですけど、最初は小さい命から始まって、人間になるのは7回✕7回の最終段階だと思うんです。人間はレベル7ってことです。
 昆虫やお魚に悩みがあるかわかりませんが、少なくとも脳が発達してくるに従って本能だけで生きることはなく、コミュニティの中での関係がより複雑になり、生きていくのが難しくなると思います。
 だから上がり手前の「人間」は 最後の仕上げなのでつらいのは当たり前。
 1回の生で徳を積むと次の人生修業は短くて済むという特典もつきます。ただそれもあくまでも天寿を全うした時の話で、自死を選ぶというのは、レッスンを途中でやめちゃうってことになります。

 せっかく人間まで上り詰めたのに、もう一回スタートに戻る。
 もしかしたら今の人生、「人間Level.-step.7」かもしれない、と考えると惜しくないですか。
 ここまで頑張ってきたのに、また虫けらからスタートですよ。

 そしてまた苦労して人間になる。同じ人生をまた最初からやり直す。これは嫌ですねー。死ぬほどつらかった人生をもう1回やり直すんです。そして自死を選んだ時点を無事クリアすることで次のステップに進み、天寿を全うすることで次段階に行ける。

 1つの精神体の時間の流れは動画ソフトのようなもので、シークバーのポイントを掴んで、エラーのあったチャプターの先頭もしくは動画のスタート地点に戻される。 
 そう考えるようになってから、自ら死を選ぶのは絶対やだなぁと思うようになりました。

 選択したい気持ちは痛いほどよくわかるのですが、どんなにつらくても自死を選ぶのは逃避です。
 逃避するくらいなら、生きたまますべてを投げ出してしまえばよい。

 とまぁ芸能人の自殺が続く昨今、改めて思うのでありました。

 
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