日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

ヴァイオレット・エヴァ―ガーデンを見て思ったこと。

 
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 TV放送時に話題になっていたのはしっていたのだけど、なんかかわいい女の子が出てくるいつものアニメかと思い敬遠していた「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」。
先週TVシリーズの総集編、今週「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ―永遠と自動手記人形―」が放送され、なんとなくチャンネルを合わせました。

 長い戦争が終わり平和が戻った世界。戦時中優秀な兵士として戦い、両腕を亡くした少女”ヴァイオレット”は、義手を付けて代書屋になる。4年程度の戦争で文字が書けない人がそんなに出るのか?とか、1900年代くらいの科学力の世界なのに、普通の手と変わらないくらいの超高性能の義手とかに引っかかってしまうともう楽しめない。ここは「ふーんそういう世界もありか…」と世界観を受け入れてしまう方がよい。
 京都アニメーションの作品ですから、とにかく絵が綺麗。それだけでも見る価値はあると思います。

 この作品を見て感じたのは、言葉ってすごく大切ということ。
 本を読むことの効用の一つは「語彙」が増える事だと思います。ドラマや映画でも語彙は増えますが、聞き流してしまいがちなのと、優秀な俳優であれば語彙の意味も含めて演じてくれるけど、そうじゃない俳優だと、参考になりません。

 生きていれば何らかの想いを感じているとは思うのだけど、少ない言葉しか知らないと、自分の感情を表現するのも少ない語彙でしかできません。でも、沢山の語彙を知っていれば、きめ細やかに自分の感情を表現することができます。語彙だけではなく、語彙の選択も大切です。それらを教えてくれるのが文学だと思います。10の言葉で表現するよりも、100、1000の言葉で表現する方がより伝わりやすい。

 例えば、英語で”blue”といえば、”青”の事ですが、日本語では、
 藍色、群青色、空色、紺色、浅葱色、瑠璃色、思いつくだけでもこんなにあって他にも沢山の青を表現する色があって、それぞれ違います。

 目に見えるものを言葉に置きかえるだけでもたくさんの言葉があるのだから、感情を表現するのに言葉はたくさん持っていた方がよいと思います。


このblogももう15年以上毎日更新を続けていますけど、言葉の選択がほんと下手だなーと思うことがしばしば。そもそも誤字脱字が多い(^^;)。
これでは”自動手記人形”にはなれません…。

 TVシリーズと劇場版見たくなりました。


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