(ちょっとネタバレありです。)
前作「トップガン」は、1986年の大ヒット映画。実は大ヒット過ぎて見ていないとゆー(^_^;)。
「ファントム無頼」や「エリア88」好きだったので、戦闘機ものはむしろ大好物なのですが、何故か食指が動かなかったんです。その頃映画はたくさん観ていましたが、もっぱら名画座ばかりでロードショーは高いのもあって実は当時封切りの作品ってあんまし観ていなかったりして。1982年に「愛と青春の旅だち」を観て、なんか似たような映画だし、いいか…と思ったんじゃないかと。
後年、おそらくレンタルビデオで観ているはずですが、飛行機かっこいい、ninjyaかっこいい、位でストーリーは陳腐であまり記憶に残っていませんでした。
今回30年以上ぶりに続編公開ということで、先週「トップガン」をアマプラで復習し、本日の席を予約しました。
復習しても、当時の印象とそんなに変わらず、ま、ファッション映画かな、飛行機かっこよければいいや、程度の大きな期待もせず観に行きました。
結論から言えば、「映画館で観ると良い映画」です。前作は観なくても良いけど、見るとより楽しめるかも。ロードショー公開時に観てハマった人にとっては、”同窓会”的な感じですかね。前作のオリジナルキャストがそのまま演じているのもよい。マーベリック(トム・クルーズ)を含め、みんな還暦前後なのに魅力的。ほぼ同じ位の年代の私、負けてらんないですね。
かつてトップガンに在籍したマーベリックは、かつて相棒の”グース”を事故で死なせたことに責任を感じて昇進を拒み続け現役のパイロットをしている。しかもその性格は相変わらずで、現場で揉めた彼は一線から離れて新型超音速戦闘機のテストパイロットになっている。時代はもうパイロットを必要としていない。今後の戦闘機は如何に無人で性能の良い機体を作るか。しかし超音速有人戦闘機のプロジェクトにはたくさんの人間が関わっており、潰すわけには行かない。課題であるマッハ10の壁を超えないとプロジェクトそのものが廃止されることを聞いたマーベリックは、上官の命令に背きテスト飛行を強行、見事にマッハ10を超え、更にそれ以上のスピードに挑戦した結果、機体は耐えきれず大破する。一命をとりとめたマーベリックは飛行禁止と引き換えに”トップガン”に教官として戻ってくる。そこには、”グース”の遺児ブラッドリー”ルースター”がいた。ルースターは、自分の父の死の原因を作り、自分が飛行機乗りになることを妨害したマーベリックに一方的な恨みを抱いていた。
今回の任務は、敵性国家が進めるウラン濃縮プラントの事前破壊という特殊任務にトップガンメンバーを養成、選任する。非常に危険な任務似つかせなければならないことでマーベリックは思い悩む。
現行機F-18スーパーホーネットに対し、敵国は第5世代戦闘機を出してくる。任務遂行はできるのか。。
「トップガン」といえば、可変翼を持つF-14トムキャット。これがかっこいいんですけどすでに退役。でも最後、美味しいところ持っていくのは、前作ファンへのプレゼントといったところ。
しかしトム・クルーズ。今年還暦ですよ。なんというかイケオジ過ぎます。還暦でラブシーン。しかも美しい。羨ましいっす。
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