仲本工事さんといっても、今の若い人は彼の全盛期を知らないでしょう。
「8時だョ!全員集合」は、当時の小学生で観ていない友達はいなかった。人気でいえば、加藤茶さんが一番。志村けんさんは、もともといかりや長介さんの付き人で、荒井注さんが脱退した後に入ってきたメンバーだったので、私の中では新参者な感じ。その後加藤茶さんと志村けんさんが人気を二分する形となっていったのは周知の通り。
そんな中で、太ってるというだけで”ブー”なんて酷い芸名でボケ役に徹していた高木ブーさんは実は音楽センスドリフの中で一番だった。そんなドリフの唯一の良心という印象だったのが仲本工事さんでした。
全員集合の中で、学校で使う跳び箱やマット運動を当時のアイドルがやる体操のコーナーがあって、その見本演技を仲本工事さんがやってました。実は仲本さん、中学の時から体操を始めて、渋谷区大会で団体優勝。高校1年の時には東京都の新人戦で個人総合4位。その後も体操選手として活躍したといいます。
18日に交通事故にあい、昨日帰らぬ人に。まさか事故死とは。。
2000年に荒井注さんが、2004年にいかりや長介さんが、そして記憶に新しい志村けんさんが2020年新型コロナウイルス性肺炎でなくなっていきました。
存命なのは、加藤茶さんと高木ブーさん。
両名とも80歳を越えてますので、ホント無理しないで欲しい。
記憶の中のザ・ドリフターズは、永遠です。
享年81。ついにあっちの世界のメンバーの方が多くなってしまった。残念。
楽しい時代をありがとうございました。