そういえば、細川護熙首相が、夜中に突然会見を開いて、当時3%だった消費税を”福祉目的税”と名前を変えて7%にする、とぶち上げたことが有りました。当然国民から非難轟々で直後に撤回、頓挫しました。
今回、岸田首相が会見した道路利用税もまったく国民をみていないのが露呈しましたね。その前に走行距離税という、車の走行距離に応じて税金を払うという珍妙な税を考えたり、本当に酷い。
ただでさえ自動車は、自動車税に重量税に環境税にガソリン税(ガソリン税なんて、走った分だけガソリン入れるんだから走行税と同じじゃん)など。買う時は消費税も取られる。ガソリン入れるとガソリン税に消費税上乗せされて二重課税されていて、更に走行距離税ってナンノコッチャって感じ。
今後電気自動車が主流になるとガソリン税が減るので、電気自動車になっても走行距離税なら確かに取りっぱぐれないね。頭いいー。いやいや駄目でしょう。
これから団塊の世代が後期高齢者になり、しかもそれを支える若年層はますます減っていき税収減は免れない。転ばぬ先の…じゃないけど、なんとか税収を下げないように汲々している政治家連中。
高齢者に向けた政策ばかり考えるのは若年層が選挙に行かないから。政治家にとって票に繋がらない人たちは国民ではないってこと。だから選挙行かないと駄目なのよ。
確かに支出に対して税収が足りないのはわかります。でも支出を減らす努力もしないで収入だけ増やそうとしても限界が有ります。穴の空いたバケツにどうやって水を貯めるか、と考えた時に、穴を塞がずに大量に水を入れて水が穴から出ていくよりも多い水を入れようとしているようなもん。政治家って頭悪いの?
莫迦にするのもいい加減にして欲しい。