今回の特集「俺たちニューミュージック世代」
1970年代後半、小学校高学年から中学校の頃。音楽はそれまでのフォークブームが去り、ニューミュージックと呼ばれる音楽が巷にあふれて来ていました。
フォーク(フォークソング)は、個人的な思い、社会との断絶、絶望など、それはそれで共感する部分もあったのですが、暗い感じの曲が多かったのですが、ある頃から暗さがなくなり「ニューミュージック」と呼ばれるようになってきました。「ニューミュージック」は耳障りもよく、時代もオイルショックからバブルに向かう上昇傾向で軽薄短小がもてはやされ始めて来ていました。
ニューミュージックを多感な時期に聞いていたのですが、血肉になっているせいか今でもよく聞いています。
特集されているのはアリス、岸田 智史(現在は岸田 敏志と名前が変わってるらしい)、永井龍雲、渡辺真知子、尾崎亜美。
なかでも永井龍雲のグリコチョコレートのCM曲で使われた「道標ない旅」は、今でもいい曲だなーと思います。これ1曲しかしらないけど。
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連載特集は、昭和55年。中三3学期から高校一年の頃。なんかまだ自分がどうなっていくのかわかってなかったなぁ。前年の金八先生(第1シリーズ)を見て先生になりたいとか思っていたかな。一応教育実習も行き、教員免許は取ったけど、結局先生にはならなかった。今となっては正解かもしれない。
ジョンレノンが凶弾に倒れたのもこの年。本屋で立ち読みしていた時に店内のラジオから流れたのを今でも覚えています。
秋から金八先生第2シリーズ。第1シリーズは自分と同学年で、15歳の母も衝撃的でしたが、第2シリーズの腐ったみかんの方程式、卒業式前の暴力は今でも名作だと思います。
「スターウォーズ帝国の逆襲」もこの年。心待ちにして観に行きました。最初の「スターウォーズ」はシリーズ化が決まっていなかったので、ちゃんと起承転結がありましたが、既に続編が決まっているとはいえ、まさかハン・ソロがあんな目にあって”つづく”となるとは思わず、唖然としました。。
過去に戻れるなら、この時代に戻ってやり直したい。いや、中学校に上がるところからやり直せば、もう少しまともな人生になったかも。
親も普通のサラリーマンだったから決して裕福ではなく、色々なものを我慢させられた嫌な思い出が多い。ま、どこの家もさほど変わらなかったでしょうけど。勉強も中学校入学位からもう少し頑張っていればよかったなー。
松本零士ブームが続いていたのもこの頃。苦学して一国一城の主となる、みたいなのがかっこいいとか思ってました(^_^;)。でも「男おいどん」の大山登太もラストは行方不明、星野鉄郎も信念はあるけど実はさほど実力が有るわけでなく、なにかといば周りの大人達が色々な場面で助けてくれる。松本マンガの主人公たちはだいたみんな鉄郎タイプ。一歩間違えば口だけ人間です。やっぱこの時期情操教育は大切ですけど、基本的に学力、体力はしっかり身に付けないといけません。
後悔先に立たず、です。
アリスの「遠くで汽笛を聞きながら」を聞いて過去を懐かしんでいるような大人は駄目です。あ、私ねw
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