正式名称は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」正月２日、３日で東京箱根間を往復10人でつないでいく。
今年は１００回記念大会。通常回より参加校を3校増枠した23校が出場（学連選抜チームはなし）。予選会には全国の大学の出場を認めたものの、予選会を通過した大学は全て関東地区の大学でした。
本選の結果、青学が大会記録を塗り替える10時間41分25秒で、2年ぶり7度目の総合優勝を飾りました。2位は駒澤。10時間48分0秒で、１位の青学と6分35秒の大差。青学強かった！
来年1月の第101回大会のシード権（総合10位以内）を獲得したのは以下の通り（赤字は予選会から）。
・青学大 15年連続
・駒澤大 6年連続
・城西大 2年連続
・東洋大 19年連続
・国学院大 6年連続
・法政大 3年連続
・早大 2年連続
・創価大 5年連続
・帝京大 2年振り
・大東大 9年振り
11位以下は、次の通り
東海大 11時間01分52秒
国士舘大 11時間01分52秒
中大 11時間01分58秒…前年シード校
立教大 11時間03分04秒
日大 11時間06分06秒
日体大 11時間06分30秒
順大 11時間06分42秒…前年シード校
駿河台大 11時間06分58秒
中央学院大 11時間07分26秒
明大 11時間07分28秒
神大 11時間07分37秒
東京農大 11時間09分16秒
山梨学院大 11時間11分11秒
結構常連と思っていた大学が予選会から参加をしています。
シードを続けるのも大変ですし、予選会からシードを獲得するのはもっと大変。シード校は、ベストコンディションを箱根駅伝当日に持っていくことができるけど、予選会組は、まず予選会に山を持っていき、更に３か月後の本選にも山を持っていくことが必要なので、入替は厳しいそう。そういう意味でシード権を獲得した１０校は凄いけど、19年連続の東洋、９年振りにシード復帰の大東はやっぱりすごい。
最後、優勝した青学の原監督のコメントがよかった。
往路優勝時
「1月1日、能登震災において、本来であればお正月は家族団らんで、おせちやお雑煮を食べながら2、3日箱根駅伝をご覧いただける方、数多くいらっしゃったんだと思う。しかし、あのような災害の中で今でも苦しまれている方がいらっしゃる。そんな中での箱根駅伝、開催させていただいたことに対して、まずもってお礼を申し上げたい。ありがとうございました」
復路優勝（総合優勝）時
「能登震災で開催できるかどうかわからない中、多くの被災にあわれた方がいる中で、箱根駅伝できること、本当に感謝申し上げたい」
多くの被災者がいる中で、のんきに”かけっこ”してる場合か、という声ももしかしてあるかもしれませんが、こんな時だからこそ勇気をもらえる駅伝が観れてよかったと思います。
シード権を得たチームも予選から再起を狙うチームも頑張って１０１回大会を盛り上げてください。
