日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

結婚観。

結婚がおかしくなってるなーと、今日の「ザ・ノンフィクション」みてて思いました。

結婚相談所の会員(男性2人、女子1人)を追いかけるものだったんですけど、考えるに、結婚って一番先に来るのは「この人と一緒にいたい」ってことじゃないかなぁ。
散々独身を謳歌して、気が付いたら友達がどんどん結婚していって、それでも「独身の方がいい」と思ってたけど、「やっぱりそろそろ結婚したい」と思い直して相談所に入会する。そうするとまず最初に収入や学歴、見た目などの”条件”が一番先に来る。
私は学生時代から付き合っていた人(一浪、同学年)と結婚したので、学歴は一緒、学生時代からだから収入はまだどうなるかわからなかった。見た目は、うーーん、少なくとも私は好みでした。
でもま、カミさんは「失敗した」「生まれ変わったら絶対結婚しない」「大器晩成って言ってたけど、もう”晩”なんですけど!詐欺だっ!」とかよく言う…。それでも結婚して今年で33年、付き合っていたのは6年だから39年もなんだかんだ一緒にいるんだから、そんなに嫌ってこともないのかな。と、甘えると怖いので常に緊張感をもって接してます。

離婚した男性(55歳)が、孤独死が嫌だから誰かと再婚したい、とか言ってましたが、その理由もなんだか違う気がします。

結婚相談所に頼るから”条件”優先になってしまう。”条件”で結婚しても、長年連れ添っていれば変わってくるものもある。特に年収とか、見た目も歳を取れば変わります。
それでも一緒にいたいって思えるのって、やっぱ”条件”じゃなくて、「この人と一緒にいたい」っていう気持ちなんだと思います。

違う人生を歩んでいた人が一つ屋根の下で暮らすようになって、それまで生きてきた以上の歳月一つの流れとなる。当然、緩やかな流れだけじゃなくて、日照りの時は細い流れになり、台風の時は濁流になる。どんな流れになっても、お互いに助け合って生きていくことが大切で、条件の突合せで乗り越えられるとは思えない。

昔は家と家との結婚で、本人の意思とかはほとんど関係なく生まれた時から許嫁なんてこともあったようですし、戦争中とかは、戦争行く前にとりあえず結婚しちゃうとかもあったり、更に長男の旦那が戦死して弟と再婚するとか、更に死んだと思っていた旦那が実は生きて復員してくるとかもあったらしい。

戦後だんだん恋愛結婚ができるようになった。好きなもの同士が結婚できるのって、戦前までの日本だったら凄く羨ましい事でしょう。だって好きな人と添い遂げる為に「あの世で一緒になりましょう」とか言って、”心中”しちゃったりしたんですよ。

結婚や出産、子育てを「コスパが悪い」と後回しした結果が、条件で結婚相手を選ぶようになった。
貴重な若い時代をそんなもので縛られたくないって思う人もいると思いますが、早めに結婚して子育てまで終えちゃうと意外と遊べる時間もできます。

結婚に対する考え方がそうなっちゃったのも今結婚年齢の前の世代、つまり私たちがいけないんですけどね。

えーと、時代を代表して「ごめんなさい」。

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