日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

選択。

今日から始まった岸井ゆきの主演のドラマ「お別れホスピタル」(全4回)がいい。
今話題の漫画原作ですが原作未読なので違いは判りません。既に11巻継続中なので、エピソード選り抜きでのドラマ化かと。10年前に同原作者の「透明なゆりかご 」の脚本を書いている 安達奈緒子さんなので、原作者との関係も良好なよう。

【物語】(公式hpより)
ある街の病院にある療養病棟。そこは、余命数か月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く場所。その最前線に立つ看護師、辺見歩(岸井ゆきの)は、意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず、そこでの日々が最善であるよう努める。■非常勤で一般病棟からやってきた医師、広野誠二(松山ケンイチ)も戸惑いながら、辺見とともに患者さんや、その家族の事情に巻き込まれ、関わっていく。ただ苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「限りある生のかたち」を求めて日々奮闘する。■そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。■患者さんや、その家族、そして彼らと関わる医師や看護師の、葛藤や、怒りや、悲しみや、小さな喜びや、笑顔や素顔の先にあるドラマを通して、「死を迎える」ことと、「生きる」ことの意味を問いかける。それは、私たちの未来への一筋の光につながっていく。


ホスピス(最期のときを穏やかに過ごすために行われる、苦痛を和らげる治療やケアをするところ)と違い、緩和ケア病棟(療養病棟)は、患者の治療と一日でも長い延命をするところ。それでも、一般病棟と比べ亡くなる方は多い。
患者さんの死に向き合い「生とは何か、死とは何か」を否応にでも考えざるを得ない職場ですね。

今回のお話で、「死ぬ事は選べる」という話がありました。
普通の考えでは、生まれは選べないけど、死は選べるって考えると思うのですが、私的には、生まれることを選べないのと一緒で死ぬ事も選べないと思っています。言い方を変えると「生まれが本人の意思で選べない以上、どのような状況であっても意識ある人間が死を選択する事はしてはいけない事」なんじゃないかということ。
恐らく誕生は何らかの”意思”によるもので、その意思を超えることのないちっぽけな”人間の意志”で死を選んではいけないのではないかと思います。
そういう冷静な判断ができないから人は死を選ぶことがあるんでしょうけど、それってやっぱり最後の一線だと思います。

生まれてからずっと希死念慮に憑りつかれていて、今のような状態だと死を選択の一つと考えてしまうこともしばしばありますが、上記の理由(と薬のおかげ)で思い留まっています。

他人からどう思われてもかまわないとか、自分が一番正しいなんてことは欠片も思ったことがなく、生きてる意味とか考えるとどうしても存在意義が見いだせない人生ですが、死の選択だけは自分の中での禁忌事項としてあります。

地位も名誉もいらない。
お迎えが来るまで、なんとかこのまま生を全うすることが自分に残された最大の使命であると思って今日も生きています。


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