弓道で、一手(2本)もしくは四矢(一手×2)を的に中てることを”皆中”といいます。
私程度の弓士は、一手は結構できるんですけど、四矢はなかなか出せません。せいぜい月に数回程度。
だいたいが四本目を外します。これを「スケベ」といってとても恥ずかしい事です。
つまり、三本まで的に入れて「あと一本中てれば『皆中』だ」と思った瞬間、つまり”スケベ心”を持った瞬間に的に囚われて身体のどこかに力が入り、的を外す。
ここのところこの「スケベ」が多く、あと一本ってところで外すことが多かった。そうするとそれ以降の立でも乱れてしまい目も当てられない状況になります。
最近は大体前半調子よく、そこそこ中ってたんですが、スケベが重なるともう最悪、最後の立は大体外して終了ってことが多かったんですが、今日は三本目を外すことが多く、久々に皆中もできました。
ちょっとした動作、気の持ちようで的中率が変わります。弓ってホント繊細です。
これからは今までのように毎日弓道場に行けないけど、だからこそ一射々々大切に引きたいと思います。
スケベ心を起こさないようにね。