弓道は、矢2本(甲矢(はや)、乙矢(おとや))が一組。審査ではこの2本を射ます。練習や、試合では、これを2組持って入場し射ます。四つ矢といいます。
この4本をすべて的に中てる事を”四矢皆中”といって、試合の時、基本は静かなのですがギャラリーから拍手を貰えます(学生弓道では、1本中るごとに「よし!」とか言って騒がしい…)。
さてこの四矢皆中、私程度の的中率ではなかなか出ません。1ヶ月に数回程度。
2ヶ月前に、弽(弦を引く為に右手に付ける鹿革の手袋みたいなの)を親指、人差し指、中指の3つを覆う「三弽」から、三弽にプラス薬指も覆う「四弽」に替えまして、練習を続けていました。
たかが1本カバーする指が増えるだけで弓の引き方は変わります。意識が右手にばかり行ってしまい、そもそもの射形が崩れ、全く的に中らなくなりました。
正直、弽を替えたのは失敗だったか…と悩む日々が続いていましたが、本日やっと四矢皆中が出てほっと一安心。
的中率もほぼ羽分けまで回復し、やっと的前に自信ををもって立つことができるようになりました。
まだまだ先は長いですが、ようやく四弽でのスタートラインに立ちました。
あーよかった。
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