通勤できている、というのは幻想だったかもしれません…。
復職して4ヶ月、同じバスに乗り、同じ電車に乗って通勤していました。
今日は、通勤定期を忘れていつものバスに乗れなかったのが混乱の始まりで。
ここでの遅れは12分でした。
当然いつもの電車に乗れず、しかも地下鉄乗り入れの電車だった。空いていたんで快適だったんですけど、このまま乗っていても新宿まで行けないので代々木上原で乗換をしないといけなかった。
いつもより多く停まる電車で今どこを走っているのかわからなくなった。
つい焦って電車を降りて、目の前のホームに停まっていた各駅停車に乗り換える。
?ん?梅が丘?豪徳寺?あれ?逆方向の電車に乗っちゃったか?
落ち着いて考えてみれば、方向が同じ電車しか対面で止まっているはずもなく、私が下りた駅は経堂だっただけ。
でもその時は軽くパニックになり、「逆方向に乗らないと!」とわざわざ隣のホームの反対側に行く電車に乗ってしまう。
それでも違和感は変わらない。今まで通ってきた駅を通り過ぎていく。
要は行ったり来たりしていたんです。
更にパニックになり、このままではいけないと思い、ホームのベンチに座って息を整えて、これからの行動を考える。
とりあえず新宿方面に向かわないといけない。でもここは各停しか停まらない。それでも進むしかなく、新宿方面のホームに行く。
朝のラッシュ時は、準急、急行、快速急行が多く走っていて、各停は10分に1本くらい。目の前を早い電車が通り過ぎていく。
結局もう乗り換えるのが怖くなり、震えながら電車に乗り続ける。
やっと新宿についたものの、地下の各停ホームはほとんど利用しないので、自分がどこにいるのかわからない。
もう記憶喪失になった気分です。
落ち着いて「そうだ、ここは地下ホームだから、2つ上に上がれば地上に出られる」と思ったのはしばらくしてから。
無事、通常のルートに乗ったのもつかの間、何を考えたか今度は山手線ではなく中央線に乗ってる。
いや多分その方が早いと本能的に思ったのかもしれません。実際はさほど変わらないんだけど。
そしたら、車窓から見える風景が当然違うので、ここでも軽くパニック。
30分遅れでやっと会社に到着。とはいえ、始業には全然間に合う時間ですけど。
いつもちゃんと電車に乗れているのは、タイムテーブル通りに動いているからで、こんなちょっとした応用ができないんだ、と改めて思いました。
帰りとかは、あまり時間を気にしないので、多少の路線変更や時間変更でも動じないんですけど、
出社時間、私用でいえば約束の時間に送れる!と思った瞬間におかしくなる。
4ヶ月じゃ全然だめですね。
駄目な自分をちゃんと意識して生活しないとなぁ…。