2007-09-18 恩田陸『ドミノ』 を読む。 300ページそこそこの全1冊で登場人物27人+1匹。 1人の主人公に対してサブキャラクターが26人+1匹ではない。 27人+1匹(ややこしいがこの1匹も重要なキャラクター)がそれぞれの思惑で動いているから全員が主人公といっても過言ではない。 しかもそれぞれのキャラクターがしっかりと自己主張していて、影の薄い人が誰もいない。 これすごいよ。 今までたくさんの小説を読んでいますが、この形式ははじめてかも知れない。 お勧めです。(角川文庫版)