1967年(昭和42年)東宝35周年記念映画。
岡本喜八監督。
御前会議での天皇のご聖断から、陸軍のクーデター未遂事件、玉音放送を巡る、昭和20年8月14日〜15日正午までの、"日本のいちばん長い日"を描いた作品。
この映画昔から観たかったんだけど、なかなか機会がなくて今回初めてみました。
青年将校(黒澤年男)は始終怒鳴ってて、挙句の果てに終戦阻止を謀るクーデターに賛同しない近衛師団長を銃殺。
三船敏郎の阿南陸相は介錯なしで切腹自害。
最後は皇居前広場で撮影(無許可のゲリラ撮影だったらしい)。
2時間半の大作ですが、
まーとにかく骨太な映画で一瞬も目が話せません。
昭和42年といえば、「もはや戦後ではない」っていってもまだ当事者は生き残っているであろう年代で、いくら冒頭この映画はフィクションですっていっても実名で出てればいろいろ問題はなかったのだろうか…。
(この辺、『実録・連合赤軍』も同じだけど)
「濡れた荒野を走れ」と「異人たちとの夏」も観ました。
今日は映画三昧。
来週は、今年いちばんの山場(かもしんない)。
がんばる。
―☆―
実は、昨夜から追悼で『響鬼』を見ようとしていたのですが、
悲しくて観ていられませんでした。
しばらく『響鬼』封印です。