<本の雑誌が選ぶ2011年度文庫ベスト10>第1位 を獲得という記事を新聞で読んで「おもしろそうだな」と思っていたところ、本屋に行ったらあったんで、つい衝動買いに近い感じで、発刊中の2巻と合わせて購入。メディアワークス文庫なので、ラノベに分類されるんですかね。確かにあっとゆーまに読めちゃいました。
お話は、北鎌倉の古書店「ビブリア堂」の女主人栞子(しおりこ)さんと、子供の頃、ある事がトラウマとなって本が読めない体質になってしまった大輔を中心に、次々と起こる問題を解決するライトミステリー。以前も書きましたが、殺人事件を解決するミステリーってあんまし好きじゃないので、こういう誰も死なないミステリーというだけでまずは私の中で及第点。
栞子さんは、現在大船総合病院に入院中で、安楽椅子探偵の如く、少ない物証から現場に赴く事なく思索を巡らし問題を解決する。長い黒髪、抜けるような白い肌、大きな眼とメガネ、しかもよくみるとプロポーション抜群の栞子さんは、本の事になると饒舌にお話ができますが、他人との日常会話は恥ずかしくてままならないという設定も良し。
表紙の栞子さんのイラスト。これがまた良いのです。衝動買いの原因はまさにこれです。
あ、内容のこと殆ど書いてないや。でも本好きの人お勧めです。
さ、2巻読もっと。

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延,越島はぐ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 文庫
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