1年以上やってなかった…(^-^;)。
秋葉原パセラに足湯付きのVIPルームがあって、これが人狼やるのにもってこいの広さと配置という事で、参戦。部屋はちょっと広めのカラオケのパーティルームですが、最上階なので屋上に直結、外に足湯があって、お亡くなりになった霊界語りには丁度良い。
『タブラの狼』というのは、もともとアメリカでできた「汝は人狼なりや?(Are You a Werewolf?)」から派生したパーティゲーム。パーティゲームっていうのは、みんなで集まってわいわいやりながらやるゲームね。人生ゲームとか、UNOとかそうだね。だから人が集まらないとできないというのが難点。
ゲームの内容は、ある村(パーティ)の中に昼間は人間、夜になると狼になる"人狼"がまぎれており、人狼は、夜になると村人を一人ひとり食べちゃいます。村人は、パーティの中から人狼をあぶり出し、村を守ります。狼は村人を翻弄し、村を全滅させようとします。何しろ狼が紛れ込んだという村ですから、村人同志は疑心暗鬼。その日の夕方、狼と思われる人を村の相違で処刑してしまいます。村人は狼から村を守れるか。そして狼は、村を全滅させられるか。
村人も普通の人ばかりではありません。参加者に配られたカードに役割が描かれておりその役割をパーティの中で演じます。たとえば、みんなで処刑した村人が、狼だったか普通の人間だったか翌日の朝判る"霊媒師"、夜のうちに村人の一人を占い狼か人間かを判別できる"占い師"、人知れず仲間を守ることのできる"ボディガード"こういった役職の人は、村を守る為にその能力を発揮してお話を進めていきますが、能力者は、狼にとっては邪魔もの。「私は役職者です」と宣言してしまうと、夜のターンで狼に食べられてしまいます。そこら辺の駆け引きが大切。
今回の結果は
1回目 狂人。2日目に狼が自称霊媒師を食べた後に霊媒師を名乗り、村を混乱させて、最終日村人1、狼、私で勝利。(狂人は人間だけど、狼陣営)
2〜5回 全て村人。ボディガードがおり、役職者がフルオープンな状態。あっという間に狼をあぶり出し村側勝利。
6回目 村人。自分に白出しした自称占い師に全幅の信頼を置いてしまった私、完全に村をミスリードした挙句、最後の人間となり、村全滅。
初回と最終回が全く逆の展開で、ショックでしばらく立ち直れませんでした。簡単に人を信用してはいけないことを学びました…。
人狼をやり始めて4,5年経ちますが、何回やっても難しい、けど面白いです。人がやっているので、どんなにセオリーがあってもセオリー通りには進みません。同じゲームでも毎回流れも結果も異なります。
人を説得できる状況分析と話し方。多少根拠に欠ける事でも、人柄や話し方で人を引き付ける事ができる。逆にどんなにロジカルであっても相手の共感を得られなければ自説をもって進めることはできません。ゲーム中は、現実はともかく、「自分は死にたくない」、村人は「村を助けたい」、狼は「この村を全滅させてやる」というベクトルで積極的参加し会話を進める。与えられた仕事が気にいるいらないではなく、その能力をいかんなく発揮して集団の目的を達成する為にどう動く事がベストか。
サラリーマンをやっていると、このゲームはとても参考になります。難点は、ひとが集まらないとできない事。最低でも6人以上はいないとできないからなぁ。

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ミラーズホロウの人狼 (The Werewolves of Miller's Hollow) カードゲーム
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