日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

GEOすげえ…。

 オープン記念の全作10円は終わりましたが、今は全作50円(新作1泊、準新作旧作は7泊)。仕入れが1本2000円位だとしても、40回まわさないと損益分岐点を越えない。新作の時の1ヶ月が勝負ってことか。


 ビデオレンタルが始まった頃、1泊2日で500円が相場でした。デフレが進んでいるとはいえ30年後に1/10になるとは。確かに、当初はセルビデオは20,000円近くでしたから、半額で仕入れたとして20回まわすと元手が回収出来るという意味で考えても、GEOの50円という設定はなかなか挑戦的な金額。TSUTAYAは旧作100円で過去と同じレベルの回転で償却する。既に原価償却をした旧作と考えるとレンタルに掛かっている費用は、それを置いておく場所代って考えればよいのかな。
 
 私は使ったことないですけど、最近はネットレンタルやオンデマンド配信も定着してきている。NHKでは、バラエティやドキュメンタリも放送直後にオンデマンド配信している。ここまで発達してくると、家族そろって同じ時間に同じ番組を視聴するなんていう時代はもう過去のもの。学校や会社でドラマが話題になるのも最近殆どない。放送終了後には、大体のドラマがDVD化されレンタルの棚にも並ぶ。映画もそう。劇場公開するだけで資金が回収できる作品は殆どなく、放映権やDVDの売上があって初めて利益が出るようになっている。
 ここ10年くらいで、インフラが整備されて、更にデフレで物の値段が安くなったことで、こういう恩恵にあずかれる。

 私、たまに過去の戻って昔の自分に「未来はこうなってるんだよ」っていうシリーズを考える事があって、例えば、一人一台電話を持ってそれが携帯式になってる。とか、7万も出して買った電電債は無価値になるとか、レコードがなくなってCDになる、とか昔想像もしなかったような事が今現実になっている事は何かを考えたりするのですが、レンタルビデオについても同様の事がいえますね。

 いつでも見たいコンテンツが好きな時に観れるようになるのは良い事だと思うのだけど、それを望んだ結果、TVや映画がコミュニケーションの手段から個人的な楽しみになってしまったのは少し寂しい感じがします。