日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「クラッシャージョウ」

 1983(昭和58)年の3月ですから、高校を卒業した年、世は空前のアニメブームでした。この3月は3大アニメ決戦と呼ばれて、角川映画初のオリジナルアニメ映画「幻魔大戦」ホントに最後?と言われつつやっぱり気になる「宇宙戦艦ヤマト完結編」、そしてこのサンライズ初のオリジナルアニメ映画「クラッシャージョウ」が同時期に公開されました。

 3本の映画を見るのはお小遣いの少ない高校生にはさすがに無理。というわけで当時から平井ファンだったので「幻魔大戦」は外せず、完結編と言うならやっぱりちゃんとと見送りたいので「宇宙戦艦ヤマト完結編」も外せず、泣きの涙で外したのが「クラッシャージョウ」でした。
 原作者執筆のノベライズ(虹色の地獄)を読み、講談社のアニメコミックを読み、その後レンタルビデオで「クラッシャージョウ」を見るにつけ、この選択は間違いだったことに気が付きましたが時すでに遅し。TVでの放送もほとんどなく、DVDはOVA2作を加えたコンプリートボックスが出たきりでいまだに劇場版単体のDVDやbluray化されていません。以前はビデオレンタルされてましたが、そういう理由でDVDのレンタルはなし。バンダイチャンネルのPPVで観れますが、やっぱ手元に置いておきたいじゃないですか。


 今回観たい映画をリクエストして一定数集まったら上映できるというサイト「ドリパス」(https://www.dreampass.jp/)での企画で再上映企画が立ちあがったのを教えて頂き、速攻チェック、無事上映会となりました。
 場所は「シネマート新宿」335席がほぼ満員で、原作者の高千穂遥さん、ジョウ役の竹村拓さん、アルフィン役の佐々木るんさんのトークショウ付で行なわれました。
 色々な媒体で全体のストーリーは知っているとはいえはじめてスクリーンで観ることができたのは、ホント生きててよかった。その上、先着50名限定クラッシャージョウの新刊(美神の狂宴)のサイン即売会もあり、それも無事GET!
 
 本編は文句なしに面白い。「幻魔大戦」のように深いテーマがあるわけでもなく(褒め言葉)、「ヤマト完結編」のように柳の下の最後の1匹というわけでもなく、132分、スクリーンの上を思う存分暴れまわるクラッシャーの活躍を見るだけでも爽快です。

 
 自論として、大きなもの、宇宙ものはアニメ、実写に限らずスクリーンで観ないといけないと思っています。そういう意味でクラッシャージョウ、スクリーンで観れて良かった。
 まだ公開当時観ていない、スクリーンで観るべき作品がいっぱいあります。昔は名画座とかあって、探せばどこかで古い映画やっていたけど、最近はシネコンになってスクリーン数は増えているけど新作ばかりなので「シネコンは1作は常に旧作をやる」という決まりを作ればよいのにと思ったります。

youtubeにオープニングだけありました。これだけでも雰囲気は伝わるかと。ワクワクしちゃいますw
 

 

2月22日、アニメ新世紀宣言の日。クラッシャージョウ再会。