今週末から公開されるジブリ映画「風立ちぬ」の主題歌に選ばれたのは、荒井由実のファーストアルバムのタイトル曲「ひこうき雲」。今日の通勤曲でWalkmanで満員電車に揺られながらいろんなことを考えちゃいました。
まさにバブル世代の私にとってユーミンは青春真っ盛り時代のシンガーソングライター。あの時期毎年年末に発売されていたアルバムで83年〜97年はほぼ発売日に入手しました。最初の頃は学生だったし、社会人になって初めて買った車にもCDプレイヤーなんてなく。カセットテープにダビングしてドライブとかしたもんです。
「ひこうき雲」をはじめ、荒井由実時代の曲は、遡って聴きましたねぇ。いい歌だなと思ってたけど、あの当時のはじけた時代には「なんか暗い曲」としか思っていなかった。
ファーストアルバム「ひこうき雲」の発売は1973年。今から40年も前だということに改めて驚きを隠せない。先日TVを観ていたらユーミンがインタビューで「ひこうき雲」の創作秘話を話していました。
小学校時代の同級生が筋ジストロフィで亡くなったことを思い出し高校一年生の時、この曲を作ったそう。
歌詞は(著作権上ホントはいけないんだけど)こんなの。
=JASRACご指摘により歌詞削除しました=2016.11.17
夭折は哀しいことだけど、こうして歌に紡がれてその少年の供養になったことでしょう。
既に壮年も佳境に入った私。かつては夭折と呼ばれる年齢で逝きたかったということを思い出しました。
すぐに風邪引いたり、あっちこっち痛めてますけど、入院した事もなく、大きな怪我や病気もない。案外丈夫な身体が憎らしい。