日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

ついに花粉が…。


 3月に入り、さすがに花粉症が出てきた。数年前に鼻の手術をしてから鼻づまりの症状は殆どありませんが、鼻水たらりんが止まらない1日でした。それと目が痒くてたまらない。今日は弓道の稽古日でしたがこんな状態では練習にならない為行けず。
 薬を飲んだら鼻水は止まりましたが、今度は眠気が。色々やりたいことがあったけど、結局まどろんでいるうちに1日が終わってしまった…orz。


 で今日やったのは昨日買った弓を使う為の準備だけ。
 弓って、買ったばかりでは使えません。握りの部分に皮を貼ります。既に握り皮を貼った状態で売っているものが殆どですけど、今回買ったものは握り皮なく、買った時に好きな柄を選ばせてくれてお店で貼ってくれるというものでした。「自分で貼るなら2枚差し上げます」ってことだったので、自分で貼ることにしました。隙間なく貼る為には、ちょっとコツがいるんですけど、そこそこ綺麗に貼れました。握りの部分は結構力が入るところなので、長い間使ってると擦り切れてきます。これを綺麗に貼るというのも手入れとしてマスターしておく技術だったりします。
 それと弦の作製。
 弦って、買ってきたばかりの時は、弓に掛ける輪は下の輪しかできていません。上の輪は弓の長さに合わせて輪を作ります。輪の作り方も決まってます。次に矢を番える辺りに、筈(矢のお尻の部分、二股になっている)を挟むように、弦を一部分太くしないといけません。これを"中仕掛け"とゆーんですが、ほぐした麻弦を少しづつ巻いていくだけですけど、これもコツがあって、太すぎると矢が番えられないし、細すぎても矢がホールドされず構えた時に落としてしまったりします。仕掛けの長さも、余り長いと"粋"じゃなかったりする。美しく作るのはちょっと大変だったりします。


 なことをやっていてつくづく思ったんですが、弓って本当に護身とかには何の役にも立ちません。普通弦を外して弓袋に入れたり、弓巻って布で巻いて持ち歩いているから、射ようと思ったらまずそれを取り、そんで弦を張って、矢を矢筒から出して番えて、構えて、狙いを定めて射る。なんてことをしてる間に襲われちゃう。
 だからそういう争いごとに巻き込まれないような穏やかな精神状態を作るってゆーのが、弓道の本質なんじゃないかなと思ったりします。

 
 うーむ、実生活に何の役にも立ちません…。