昨日から始まった実写版「ど根性ガエル」(NTV)昨日は観れなくて日テレの見逃した番組を無料で観れるオンデマンドサイト「日テレ無料」(http://cu.ntv.co.jp/)で見ました。
このサイト初めてアクセスしてみましたが便利ですね。ドラマだけでなくバラエティも、全部ではないけど有名どころを1週間くらいインターネット上にTV局自ら無料でアップしている。オンタイムで観る方が勿論いいのですが、仕事とか諸々用事でTVの前にいれない事もしばしば。かと言って録画するほどでもないとか、録画してまとめてみようとしても今度はそのまとまった時間が取れないとかあって。そういう時、放送後1週間限定でもいつでも見れる状況を作ってもらえてると家にいる時はTVで観ようと思う。
さて「ど根性ガエル」、実は最初のTVアニメ版はドンピシャの世代で、シングルレコードも持ってました。その「ど根性ガエル」が実写化というのは、いくら漫画原作の実写化が流行ってるからといって、さすがに厳しいでしょう。だって平面ガエルですよ。登場人物もマンガだから許される造形だし。製作発表では松山ケンイチがヒロシって…。しかも原作の16年後、30歳という設定がまず公開されて、「こりゃ駄目だろ…」と一気に観る気を失くしました。
ところがフタを開けてみると、ネット上では意外に好評らしい。そんで今日改めて観た次第。
「面白い!」
充分鑑賞に耐えました。ニートのヒロシ、相変わらず元気なピョン吉、移動パン屋を起業で成功しているゴリライモ、校長になった町田先生、ヨシコ先生、宝寿司の梅さん、ヒロシのお母さん、みんなマンガの印象を残しつつ、ちゃんと16年後って感じ。梅さんの恋のライバル、南先生はいないのね。ゴリライモが立派になっているのと、京子ちゃんが離婚して戻ってくるというのは、想定外でしたが。
ギャグ漫画を実写化するのはそもそも無理があり、じゃ無理して実写化しなければいいというのも一理あります。しかしどうせやるならこれくらいはっちゃけてしまった方が小気味いい。ベースとなっているキャラクター設定は疎かにせず、16年後どうなっているか。ヒロシはピョン吉とのコンビで一人前。これってどこかで転換点がない限り、恐らくこの実写版のヒロシのようになるのはありだと。トヨタのCMののび太もやっぱりあいかわらずの駄目人間だしw
まだ1話なんでなんともいえないけど、間違いなく言えるのは、満島ひかりのピョン吉はすごくいいということ。TVアニメ版の千々松幸子を彷彿とさせます。
ゴリライモの本名が”五利良 イモ太郎”というのは初めて知ったわw なんつーかすごい名前。番長クラスの奴が、仕事でも成功するっていうのは、確かにありえるかもしれません。小さい頃から人心掌握に長けて、威張っているだけじゃなくて、ちゃんと手下のことを考えてるから付いていく部下もいるわけで。
来週からちゃんと観てみよーと思いました。