今日から、NHKBSで「大地の子」の再放送が始まっていました。すごくショック。始まって1分後、偶然チャンネルを変えてたら発見したので録画間に合わず…orz。「大地の子」はセルDVDあるけど高い(amazon価格で¥ 24,427)、レンタルはされていなくて、自分の持っているのは、かつてTV放映した時にビデオテープで録画したもの。デジタル放送になって初めての再放送(だと思う)なので、これは録画したかった。残念。最もオンデマンドならいつでも見れるんですが、やっぱ所有しておきたい。
「大地の子」は、中国残留孤児、陸一心、日本名:松本勝男の物語。満蒙開拓団の一員として家族で満州に移民して来た松本家。突如対日参戦してきたソ連軍の攻撃から逃げる中、祖父(牟田悌三)母(田中好子)は死に、妹あつ子とは生き別れになる。勝男はソ連兵に襲撃された時、あまりの恐ろしさに記憶喪失になっていた。放浪中に中国人の貧農に買われて酷い扱いを受ける。勝男は、生き別れになった妹あつ子のことを探すために、哈爾濱を目指して逃げ出す。
あつ子の行方はようとして知れず、盗み食いをしながらやっと生きていた。そこでまたも人買いにさらわれ町中で売られているところ、小学校の教師をしているという陸徳志(朱旭)が助けてくれる。しかしそのとき、勝男はペストに罹っていた。治すための薬は非常に高価で、陸徳志もさすがに用意はできない。仕方なく旧日本人街に勝男を捨てに行くが、哀れな勝男の姿を見て翻意、自分の子として育てる決心をする。
中国国内は、関東軍が撤退した後、毛沢東の八路軍と蒋介石の国府軍の内乱が激化する。八路軍優勢の中、力陸一家も国府軍の治めていた土地から移動をしようとする事に。関所を越えようとする時、一心の発音がおかしなことに気づいた軍人は、陸徳志を詰問する。「こいつは日本人じゃないのか。本当に実の子か」と。陸の「この子は私たちの子です」と涙ながらの訴えに上官が納得し、無事関所を通過できることになる。その時、一心は初めて徳志夫妻に「パァパ、マァマ」と叫ぶ…。
ここまでが1話。なんつーか泣き所満載です。これから物語はどんどんと一心を過酷な運命に巻き込んでいきます。生き別れた妹との再会、出征していた父との再会、文化大革命時の苦労。日中国交回復初の合弁事業。
このドラマ、中国では放送されていないそうです。中国との関係が最悪な中、この物語を通じて、日中がちゃんと向き合い、共に手を携えることの大切さを知ることができるとよいのですが。。
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