昨日今日と九州出張。そんな日に51回目の誕生日でした。
昔の中国の偉人、孔子の言葉をまとめた「論語」によると、50歳は「知命」。
子曰。吾十有五而志于學。三十而立。四十而不惑。五十而知天命。六十而耳順。七十而從心所欲。不踰矩(為政第二)
”天から与えられた運命。天が与えた使命を知る”らしいです。
全然知りませ〜んwww
51歳。肌はくすみ、白髪交じりの姿は初老の入口というか若い人から見れば間違いなく初老といってもおかしくない域に達したわけですが、気持ちは30代の頃、否、20代の頃と全然変わっていないのはどうしたもんか…。
昔に比べれば、今の50歳代は確かに若い。「サザエさん」の波平さんなんか54歳。私の3つ上であの貫禄。フネさんなんて48歳(アニメでは52歳らしい)。気分的にはマスオさんくらいなんだけど、マスオさん28歳(アニメでは32歳)。と、歳だけを考えるとそんな感じ。
サミュエル・ウルマンの「青春」という有名な詩があります。
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
曰く「驚異への愛慕心」空にひらめく星晨、その輝きにも似たる事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
人は信念と共に若く 人は自信と共に若く
希望ある限り若く 疑惑と共に老ゆる
恐怖と共に老ゆる 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ
人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる
何物になるのか 悶々と過ごした若い頃と比べればある程度先も見えて、生きていくことに多少余裕ができていることは事実です。だからこそ、いろんなことに興味を持ち続けて、挑戦していくことができている現在、そのありようそのものが、青春であると。そういう意味では、まさに今こそ自分にとって青春真っ只中ではないかと思ったりします。
たくさんの年齢を超えた友達との交流もまた自分をまだまだ成長させてくれています。こんなおぢさんと遊んでくれて本当にありがたいです。
誕生日は、生まれたことを喜ぶ日ではなくて、いつまでも仲良くして頂けるお友達に感謝をする日だと思っています。
また今年も皆さんと遊べるよう健康に気を付けて、1年過ごしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)mm(__)m。