日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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68回目の終戦記念日


 昭和20年8月15日に生まれた人も68歳か…。68年間、戦争していないっていうのもある意味すごい。これも平和憲法のおかげ。だから憲法改正には反対!なんてことは思わない。どう考えても自衛隊は軍隊だし。
 憲法改正については、基本的に賛成。

 
日本国憲法・第二章 戦争の放棄」
  第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
  第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


 この短い文章は、時代によって様々な解釈が加えられている。憲法改正によってかつての帝国陸・海軍が復活するような印象を持つ人がいるけど、そんなことはない(と信じたい)。私的には武力による紛争解決をする為の軍隊という位置づけでなく、あくまでも専守防衛を旨とする軍隊という位置づけに定義する。だから、陸海空軍的言葉遊びはこの際しないで、自衛隊のままでよい。「自衛隊」っていい響きだと思うんですよね。「科学特捜隊」「ウルトラ警備隊」みんな"隊"だけど怪獣倒しちゃうくらいの軍備を備えてる。

 それと、海外派遣についてもあくまでも「派兵」ではなく「派遣」。国際平和希求の国だからこそ、紛争地域に行って治安を守ったり、災害地域での復興支援、治安活動をする。とはいえ、いざ戦争ともなるとそうも言ってられない。国連軍への派遣は、兵站と後方支援に限る。これだって充分国際貢献になる。大体、民間派遣とか戦場に民間人を派遣する方が問題だし、危険。311の地震の時も、訓練された自衛隊だからこそ統制のとれた支援作業が出来ている。
 汗を流さず、金だけで解決しようとすると、湾岸戦争の時みたいに同盟国にすらパッシングを受けるようなことになる。国を背負い、国際貢献の最前線を担当するプロフェッショナルチーム、国を護るって、鉄砲持ってドンパチするだけじゃない。日本の自衛隊に自信を持って活動してほしい。だから憲法改正して、しっかりと自衛隊の立場を明確にする。それが一番よいことだと思うのです。

 しかし、周辺国が間違って仕掛けてくるかもしれない。これまでは、中国北朝鮮が敵かと思っていたら、戦後自国をまとめる為に意図的に反日教育をしている同盟国の同盟国(日本と韓国は直接同盟国ではない)はある意味敵国。領土を不法占拠してるわ、法曹関係ですら、国際法を無視した判決をする訳の分からない国。こういった周辺諸国に対応する為にも、しっかりとした法整備と解釈で玉虫色にしない憲法が必要だと思うのです。

 誰だって戦争はしたくない。戦争で肉親が死ぬのは御免です。短絡的に軍国主義復活を唱えることなく、現在の9条の精神を引き継ぎ更に誇りを持って自衛隊が活動出来る改正を是非してほしいと思います。