政府は27日の閣議で、未確認飛行物体(UFO)について「地球外から我が国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」とする答弁書を決定した。■ 立憲民主党の逢坂誠二衆院議員が、2016年に施行された安全保障関連法で定める「武力攻撃事態」や「存立危機事態」に該当するかを問う質問主意書を出していた。■ 逢坂氏は、米国防総省が過去にUFOや地球外生命について極秘に調査していたとする米国の報道に基づき、UFOへの対応をただした。これに対して答弁書は「政府として(UFOの)存在を確認したことはない」「個々の報道について答弁は差し控えたい」とした。■ 政府は07年に「(UFOの)存在を確認していない」とする公式見解を初めて示した。当時の町村信孝官房長官(故人)は「個人的には絶対いると思う」と私見を述べていた。(2/27(火) 10:41配信 毎日新聞)
国会での答弁。じゃ未確認巨大不明生物の時はどうするんだろうw
「シンゴジラ」で内閣、官僚が右往左往していたのを思い出しました。「ガメラ2レギオン襲来」も自衛隊全面協力で作られた映画でした。こういった荒唐無稽な映画において、単に監督から依頼されたシーンを撮影するだけでなく、実際に案件が発生した時のシュミレーションも行なっているということを聞いたことがあります。
国会、内閣は日頃国内外の問題を抱えているので、緊喫の課題の処理だけで大変。怪獣やUFO襲来について備えてる、なんていうと「そんなことに時間、予算を割いている暇はあるのか」と上げ足を取られかねない。また、ちゃんと対策を考えてる、なんていうと、それはそれで突っ込まれると思うので、実際は多少検討していたとしても「特段の検討を行っていない」というのは正しい回答です。
一方でそういう事態になった時、真っ先に前線に派遣される自衛隊は、あらゆる場面を想定したシュミレーションをやっていると思う。怪獣、UFOというと荒唐無稽な話ですが、突如来襲するという意味では、地震や噴火、津波なんかの自然災害も一緒。国民の生命財産を守るのが、内閣の重要な仕事。ないと答弁はしたけれど、実はUFOに関しても関係各省庁に機密文書が回っている…と考えると面白い。