気が付いた時既に遅く、まだ買えてません…。
ファミ通調べで 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」の発売から4日間(初週)の販売台数は26.3万台(国内推定販売台数:262,961台)とのこと。まるで、新型機のような売行きです。
何世代も前のゲーム機で、初代はRFユニットですから、今のTVへの接続ができない。その後出たニューファミコンはAV端子接続ですが、すでに生産中止。とはいえ、いまだに全国の家庭にはファミコンソフトが眠っています。勿論我が家にも(バッテリーバックアップの電池は既に切れているでしょうが)。
生産終了後互換機がいくつも出ていますが、故障が多いとか、ソフトによっては動かない、音が悪いとかいろいろ言われていて、ちょっと買うのに二の足を踏んでしまっていたんですよね。
今回は本体を60%に小さくし、30本のソフトを内蔵しています。
私的には、正直言うと遊ぶ目的よりも"遊べるオブジェ"的なものだと解釈していますが、世間的な評価は、遊ぶ目的で買われる方が多いみたい。
海外製ファミコン「NES(NintendoEntertainmentSystem)」もアメリカで発売されましたが、こちらはコントローラー別売りですが従来の大きさのものなので、昔のように遊べます。しかし、日本版はコントローラーは本体についているので、本体が40%小さくなればコントローラーも同様に小さくなる。ただでさえ小さいファミコンのコントローラーがこれでは複雑な動きを必要とするゲームはクリアもおぼつかない。外観を壊したくないのであれば、前面の外部接続端子を生かして、別売りコントローラーが接続できるようにすればよかったのに。
この売上を見て、世の中の人は新しいゲーム機も欲しいのでしょうが、これまで発売されたゲームもやっぱり継続して遊びたいと思っているというのが分かります。
私も、最近のゲームよりも、どちらかといえばかつてクリアできなかった、ファミコン、スーファミ時代のゲームをやりたいクチです。
常に新しいゲーム機を発売するのも大切ですが、これまで発売されたゲームをいつまでも遊べる環境(ゲーム機)を提供し続けることもゲーム機メーカーの役割だと思います。
今回のヒットを受けて、任天堂はスーファミ、64、ゲームキューブとかも出してくるかも知れません。その際はオブジェとして発売するのではなく、ちゃんとゲームができる仕様で発売してほしいと思います。
あと、セガ、ソニー、忘れちゃいけないNECとかも発売して欲しいな。あ、バンダイもハード出してたっけ…、いいや。
先日PSVRが発売され、来年任天堂も新型ゲーム機を発売することが発表されましたが、対極にあるレトロゲーム機もブームの予感。各メーカー頑張ってください!応援しますよー。