日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「死霊狩り1」

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1
平井和正著・ルナテック/kindle

 amazonプライムでは、月1冊「Kindle Unlimited」にある本を無料で読むことができます。この本はkindle価格では500円なので、1冊読むと amazonプライム1ヶ月分よりもお得だったりします。
 映画もTV番組、アニメも無料で見れる(最近「巨神ゴーグ」と「無敵鋼人ダイターン3」が見れるようになった)し、当日配送無料だし、年間3900円でその他いろいろな特典があり、こうして絡めとられるのはシャクだけど、amazon使用頻度が高い人はamazonプライムに入った方が断然お得。

 さて「死霊狩り」既に何度か読んでいます。最初は30年以上前に角川文庫で。その後、口絵付きのハヤカワSF文庫、最後に読んだのは役20年前、平井和正全集のハードカバー版。中身に変わりはありません。
 kindle版のイラストはハルキ文庫版同様と同じ泉谷あゆみ。漫画っぽいのと平板な感じがいまいち好きになれない絵師さんでした。

 「死霊狩り」は、もともと桑田次郎の絵で「ぼくらマガジン」に連載された「デスハンター」を原作者本人が改めて元々のタイトルの「死霊狩り(ゾンビ―ハンター)」で小説化したもの。最初にハヤカワSF文庫で1巻のみ、その後角川文庫で、全3巻出ました。
 90年代後半に『死霊狩り ZOMBIE HUNTER』のタイトルで梁慶一絵で再コミカライズ化。これも現代風のシャープな線でかなり良かったんですが、迷走した挙句に中断。気に入った絵だっただけにとても惜しいことをしました。


 抜群の運動神経を持つレーサー田村俊夫は、最終周回ゴール目前でクラッシュの大事故に合う。一命はとりとめたものの、チームワークを乱す彼は契約を解除される。恋人のジャンジーラがライバルのレーサーと一緒にいるところを目撃して精神的にも追い詰められた結果、街に出てチンピラに喧嘩を売って殺してしまう。そこへ得体のしれない男たちに誘われ、ある訓練を受ければ大金が手に入るとそそのかされる。それはカリブ海の孤島、ゾンビ―島での苛烈なサバイバルだった。
世界中から集められた荒事師たち。その目的は人知れず侵略を開始した異星生物を殺す"ゾンビー・ハンター"の選抜試験だった。

 第1巻は、ほとんどこのサバイバル試験での様子。これがまたなかなか酸鼻を極める。電子書籍ですけど頁を繰る手が止まりません。
 2巻もすぐに読みたいけど、とりあえず月1無料で楽しみます。

 

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1

死霊狩り(ゾンビー・ハンター)1