日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

レンタルビデオの終わり。


 TSUTAYA新百合ヶ丘店が来月21日をもって閉店するらしい。駅に隣接した商業ビルの中にあって、結構活用させて頂いていました。
 ここが出来てからというもの、月1回は100円レンタルを頻繁に行ない、近隣のレンタルビデオ店はどんどん閉店に追い込まれて、今はここがあるだけ。大資本の強さをまざまざと見せつけられた気がしましたが、その店もとうとう撤退。
 レンタルDVDは比較的よく利用していました。新宿勤務の頃は品揃えの良い新宿TSUTAYAによく行っていましたね。最近はGEOの郵送レンタルが主。でも録り貯めたTV番組の消化も追いつかず、Amazonプライムでも見たいものが結構あるので、レンタルしてまで観たいものは最近は少なくなりました。

 レンタルって返さないといけないので面倒です。今はどうしても見たければ、ネットストリーミングで借りることもできます。実際物理メディアでの貸借は過去のやり方なのかもしれません。
 駅に隣接したテナントでそれなりの広さが必要なレンタルショップで家賃人件費を負担して経営していくのは大変なはず。撤退もやむなしかもしれません。

 それにしてもここのTSUTAYAは、利用客はそこそこいたはず。それでも撤退ってことは利用者激減していたんでしょうかね。
 数年前から、店員の質が目に見えて落ちてました。単純に作品をタイトル五十音順に並べたり、恐らく映画好きの店員はいなかったんじゃないかな。

 レンタルDVDショップって店主、店員の個性が出る場所だと思います。ここのTSUTAYAが閉店に追い込んだビデオ屋さんで、プロレスビデオが妙に充実していたところとか、あまり見かけない作品を並べていたり、作品を監督順に並べたり、女優俳優コーナーを作ったりそういう事ができるのがレンタルショップ経営の醍醐味。確かに広くお客さんを集めるには売れ筋の作品を集める方が良いのでしょうが、私的には、ここ数年のこのTSUTAYAは物足りない店でした。その点、新宿TSUTAYAは、DVD化されていない作品はビデオで品揃えしていたり、絶対に映画とかそれぞれのジャンル好きの店員を集めている稀有な店舗です。


 ネット配信が主流になるにつれ、レンタルビデオの時代はもうすぐ終わるんでしょうね。
 CDが売れなくなったのはレンタルショップで低料金で貸し出すようになったから。DVDも以前に比べて格段に安くなり、洋画なんて1000円も出せばblu-rayが買える。そして返しに行かなくていいネットストリーミングでのレンタル。これでは実店舗でのレンタルショップはなくなるのはそう遠くありません。