1年の世相を表す「今年の漢字」に「災」が選ばれた。京都市東山区の清水寺で12日、日本漢字能力検定協会(同区)が発表した。応募総数19万3214票のうち、2万858票を集めた。■今年の漢字は1995年に始まり、24回目。森清範貫主が奥の院の舞台で、大型和紙に力強く揮毫(きごう)した。■「災」が選ばれたのは2004年以来14年ぶり2回目。応募者が選んだ理由としては、北海道や大阪府北部の地震、西日本豪雨や台風、記録的猛暑などが挙げられた。来年に新元号を迎えることから、災害の被害減少を願う声も多かったという。■2位は「平」で1万6117票、3位は「終」で1万1013票だった。■昨年は、度重なる北朝鮮のミサイル発射や核実験の強行、九州北部豪雨などを反映し、「北」が選ばれた。金融機関の経営破綻が続出した1997年は「倒」、東日本大震災があった2011年は「絆」だった。(京都新聞・最終更新:12/12(水) 19:46)
関東は災害には見舞われていないから、あまり実感はないですが、災害の多い年でしたからねぇ。しかし夏は暑かった。熱射病でバタバタ倒れてました。これも私は幸いなことに大丈夫でしたが。
「災」といえば、日大アメフト部の悪質タックルや、ボクシングの不正、東京医大の入試不正、そんなのも当事者にとってみれば「人災」以外の何ものでもありません。
毎年年末のこの時期発表される今年の漢字は、本当なら来年を占う明るい漢字が良いのですが、能天気な事も言ってられない事が印象に残ったってこと。それはそれで正しい。一方で、災害の時にこそ人の真価が問われるのもまた事実。災害復興に尽力した自衛隊員の人々や、余生をボランティアに捧げている尾畠さんをはじめ沢山の人が被災した人の力になりました。
願わくば「災い転じて福となす」来年になってくれればよいなぁ。