日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

障害者弓道について

 アーチェリーは、一般社団法人日本身体障害者アーチェリー連盟があり、障害者がプレイヤーとなる"パラアーチェリー”があるけど、弓道にはない。四肢欠損や不自由な状態でどのようにして射行するか。立ったり座ったり、弓に張った弦を引く動作はどのようにしたらよいか。視覚障害者はどのようにして的を狙うのか。聴覚障害者が弦音で取り懸けをする(弦に親指を掛ける)などの諸動作をどのように行なうか。
 弓道に限らず、武道は障害者にはあまり門戸を開いていない。本当にそれでいいんだろうか。障害者だって武道をやりたい人はいると思う。
 そんなことをつらつら考えていますが、youtubeをみていたら、同じような事を考えている人がいて、「プロジェクト射」という名前で個人でアニメ化されていました。

弓道専用の車椅子を考えてみる

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その1

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その2

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道」その3

弓道の新たな競技を考える 「パラ弓道・視覚編」

これ以外にも弓道をテーマとしたアニメを作られていて、経験者なら「あるある」的な感じで爆笑なものや、「弓道の新たな競技を考える」シリーズで、戦国時代の弓を最新の(架空の)技術を用いて試合にするものなど、とても興味深い。

 もっともどれも技術的にかなり難易度が高く、あくまでもフィクションですが、それでも障害者弓道などは、考えるに値する内容だと思います。

 それ以前に「LGBT」の問題について、全日本弓道連盟では考えられているのかなと思う。
 例えば、身体性で男性でも心が女性の場合、”肌脱ぎ”をしたくないとか、背板付の袴を着用したくない人がいるかもしれない。逆に女性が着物を着ている時の動作の”襷掛け”じゃなくて、”肌脱ぎ”をしたい人もいるかもしれない(もっともその場合は申し訳ないけど”さらし”着用で)。
 これなどは、射法に関わる事ではないので、決め事として認めればよいような気がします。

 利き腕の問題もあります。
 弓道の場合、左手で弓を持ち、右手で弦を引きます。それ以外はありません。左手も重要ですが、弓を保持するだけ。右手は”勝手”というくらいで、右手で微妙なコントロールをします。これ、利き腕が右の方がやっぱり有利。
 例えば、右利きと左利きでチーム分けをすれば済む事ですが、混在すると向かい合う事になり厳しいか…。

 いかんせん弓道は競技人口が少ない。
 今日も来週末の遠的大会の為に練習に行きましたが、台風一過で暑かったことも原因か、素晴らしい施設なのに誰も練習しておらず貸切状態。ほんと贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
 こんなに楽しい競技なのだからたくさんの人に経験してほしい。その為に考えることは沢山あると思うんだけどなぁ。

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