日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「海底軍艦」

1963年公開/制作:東宝/企画:田中友幸/原作:押川春浪
監督:本多猪四郎/特技監督円谷英二/脚本:関沢新一

DVD持ってるんだけど、出すのが面倒で、amazonnプライムで見れたのでつい見ちゃいました。何回目だろう。東宝特撮の中でも好きな作品です。本編94分というのもちょうどよい。

かつて太平洋上にあったといわれるムウ帝国。天変地異で一夜にして海中に没したムウ帝国は、地熱を利用した科学力を保持して海底に王国を築き生き残っていた。
一方太平洋戦争の生き残り、神宮司大佐(田崎潤)は、大日本帝国の再起を期すべく南洋の孤島で、空を飛び、海底、地中を進む「海底軍艦」を秘密裏に建造していた。

ムウ帝国は、地上世界を取り戻すべく、全世界に対し宣戦布告する。対抗できるのは神宮司大佐の海底軍艦轟天号しかない。しかし神宮司大佐は、戦後20年も経っているのに、軍人として日本復興の為のみ海底軍艦を使うことしか頭にない。
かつての上官楠見少将(上原謙)は、神宮司大佐を説得すべく、大佐の娘、神宮司真琴とカメラマン旗中(高島忠夫)と西部(藤木悠)とともに、大佐の元に向かう。
真琴と旗中がムウ帝国に拉致され、世界中の都市が破壊され、轟天号基地まで爆破されるに及び、神宮司大佐はムウ撃滅の為に出撃する。


舳先に巨大なドリルを付けた潜水艦のような轟天号は、アナクロなデザインながら、余計な装飾がなくすこぶるかっこいい(それに比べて後年制作された「惑星大戦争」の轟天号のなんともトホホなデザイン…)。

短い時間でいろいろなものを詰め込みすぎな感は否めませんが、1963年にして特撮の頂点。勿論、今のCGバリバリの映画に比べれば手作り感満載なので、そこら辺は差し引いてみてもノンストップアクションで楽しめます。
以降、轟天号だけでいえば、1977年「惑星大戦争」やゴジラファイナルウォーズ」、アニメ「新海底軍艦」などでリメイクされていますが、1963版の轟天号とは異なるデザイン。かっこいいことはかっこいいのですが、轟天号はやはり初代がもっともかっこいい。

全く同じストーリーは無理でしょうが、この1963版に即したリメイクを今のCGでやって欲しいなぁ。
庵野監督、樋口篤義監督で「シンウルトラマン」の後とかどーでしょう。

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海底軍艦

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