音楽ライターの不破了三さんがtwichにて不定期でやっている「レコード喫茶ふわふわ」にハマってしまった。
先月偶然、どなたかのリツイートで知り、チャンネルを合わせる(正しい表現?)と、何とも懐かしい音が。
初めて聞いたのは「ドラマ編レコードの世界」。
昔、まだビデオが一般的でなかった頃、TVドラマや映画を再現するのは”音”しかなくて、私もTVアニメや特撮物を録音して聴いてました。レコードでもドラマを収録したレコードというのが出ていて、「さらば宇宙戦艦ヤマト」とか買いました。映画のエンディングが沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」なのに、ドラマ編ではプロデューサーの西崎義展の歌詞朗読で盛大にずっこけたのを今でも覚えていますw
70年代後半から80年代に発売されたドラマ編レコードも、セルビデオが手に入りやすい価格で発売されるようになり(それでも、1万円以上した)、徐々に発売されなくなります。
でも、ドラマ編レコードって、実は本編がモノラルなのにレコード化の際にステレオ化しているという、ちゃんと仕事をしているものだという事を今回初めて知りました。
TVから録音したり、ドラマ編レコードを聴くことで、知らないうちにセリフや効果音、BGMの入りまでしっかり覚えて脳内再生できるというのは、私たち世代ならではなのかもしれません。
先週末やっていたのは「なんでもない劇伴の素晴らしき世界」
戦闘シーンやサスペンスシーンで流れるBGMではなく、キャラクターの日常風景、事件が始まるきっかけのその前の風景でのBGMばかりを集めて放送していて、これがまた、曲を聴いただけでどの作品がわかるとゆー。「ド根性ガエル」とか「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」とかのギャグアニメの日常音楽は、完全に自分に刷り込まれていました。
4時間くらいだだ流しっぱなしで、コメントはツイッターで不破さん本人や聴いている人のツイートが流れ、双方向な感じもとても良い。聴いている人も多くて100人以内くらいで、マルチウィンドウで作業しながらっていうこともできるものの、離れるタイミングが難しいw
1週間くらいアーカイブしているようなのでご興味ある方は是非。