日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「夏への扉―キミのいる未来へ―」


2021年・三木孝浩監督

 「竜とそばかすの姫」の拡大上映のあおりを受けて、まだ公開1ヶ月も経っていないのに近くの映画館は8:15からの1回だけの上映になってしまいました。思った以上にお客さんも入っていないみたい。SF的なシチュエーションはあまり受けない時代なのかなぁ。確かに、コロナ禍の為に1個飛ばしの席とはいえ、観客は私を含めて7人くらいwこれでは興行的に厳しい…。

 原作は1956年、今から65年も前の小説。これを現代に置き換えかつ舞台を日本に。これは不安要素。海外ものを日本に置き換えるのって当たりはずれが大きい。大体外れることが多い。
 カズオ・イシグロの「私を離さないで」は、2010年のイギリス映画化もよかったですが、金曜ドラマ版で舞台を日本に置き換えた版も私的には結構よかったっと思います。

 原作を読んだのは30年以上前で、お話はほとんど覚えていませんでした。今回の映画版についても事前情報を一切入れずに観たので、新鮮な気持ちで観れました。

 主人公の宗一郎(山﨑健人くん)、璃子(清原果耶さん)の演技もよかったのですが、未来から過去に戻った山﨑くんを助ける佐藤(原田泰造さん)の演技がすごくよかった。お笑いトリオ”ネプチューン”のメンバーですが、最近はドラマ、映画にも多数出演されて、今や泰造さんが出てると逆に安心感があります。

 ヒューマノイド型ロボット”PITE(ピート)”役の藤木直人さんもロボット的な動き、性格表現がありつつ、宗一郎との友情に似た感情表現が素敵でした。

 総じて、すごく頑張っているなという印象。

 SFと言ってもハートウォーミングな作品でそういう意味では先日観た「星空のむこうの国」にも通じます。
 
 マーベルコミックのSFアクションものよりも、この手の映画の方が好きだったりします。

 「星空ー」好きはもちろんですが、過去改変ものという意味では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」好きな人にもお勧め。

 原作好きな人でもたぶん大丈夫ではないかと。
 あ、猫はそんなに可愛くありませんww なんかでかい、ふてぶてしいw


 原作持っているんですけど、上述の通り30年以上前に買って探すの面倒なんで新版買っちゃいましたwこれから読みます。
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(予告編) 

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