国内ゲームセンターの黎明(れいめい)期から斬新な遊び方を提案してきたゲーム大手のセガが、ゲームセンターの運営から完全撤退することが28日、わかった。ゲームセンター用のゲーム機開発は続ける。■ ゲームセンター大手のジェンダが28日、「SEGA」ブランドのゲームセンターを運営する企業の全株式を取得したと発表した。国内外で約200店舗が営業している「SEGA」ブランドのゲームセンターは今後、「GiGO(ギーゴ)」に変更される。■ セガは、1965年からゲームセンターの営業を開始した。人気クレーンゲーム「UFOキャッチャー」や、子ども向けカードゲーム「ムシキング」などを自社開発し、ブームの立役者となった。■ 新型コロナウイルスの感染拡大でゲームセンター事業の業績は悪化している。SEGAブランドのゲームセンターの21年3月期の売上高は210億円と前期から半減し、営業利益が14億円の赤字に転落していた。( 読売新聞 2022/01/28 21:05)
昨日のニュース。
ゲーム黎明期からゲーセンに通っていましたが、2008年以来行っていないので、約14年になります。最後は「クイズマジックアカデミー」(QMA)にはまりました。QMAやってた頃は、ほぼ毎日ゲーセン行ってたし、出張先でもゲーセン探していきましたわ(^^;)。
もともと、中学生くらいの時に「インベーダーゲーム」が大流行し、駄菓子屋の隅に数台のテーブルゲームがおかれていて、学校帰りに寄るのが日課でした。浪人していた時も予備校までの通学路にいくつものゲーセンがあって、帰りは必ず寄っていました。
ファミコンやスーファミが出た頃でも、家庭用ゲーム機は腰を据えてやるロープレや失敗しても何度でもできるというのは魅力でしたが、ゲーセンのゲームの移植版は明らかに劣化しており、ゲーセンのゲームとは別でした。あと外でちょっとした時間をつぶせるというのもよかった。
プレイステーションが出てきたくらいから、グラフィック的にはアーケードゲームに迫り、その後家庭用ゲーム機でネットワーク対戦ができるなど、ゲーセンでできることは家庭用ゲーム機でできるようになっていまった。
家庭用ゲーム機がなかった時代は、「ゲーセンでなければできない」
家庭用ゲーム機も低スペックの時代は「ゲーセンの方が絵が綺麗」「ゲーセンならネットワーク対戦ができる」
から、ほぼすべてのゲームが家庭用ゲーム機でできるようになったら、ゲーセンに行く必要はなくなります。
今後ゲーセンの生き残る道は、クレーンゲームとプリクラくらいか。
一時、メダルゲームが老人の社交場なんて事を言われていた時もありました。メダルゲームはお金に換えられるわけでもなく、単なる時間つぶしでしかないので、あまりやりませんでした。
そしてコロナ禍がとどめって感じ。
私も最近はゲームそのものからほぼ引退。家庭用ゲーム機ですらプレステは2まで、nintendoは、据え置きはwii、携帯は3DSまででswitchはいまだに買っていません。
セガのゲームセンター事業撤退は、一つの時代が終わったのを強く感じます。
調べたらNAMCOの直営ゲームセンターキャロットは2014年になくなっているそう。
残念だけど仕方ないのかな。