日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「架空通貨」

架空通貨 (講談社文庫)

池井戸潤著・講談社文庫
昨日読み終わった本
半沢直樹」シリーズの池井戸潤の初期作品。”仮想”ではなく架空通貨。いくら企業城下町だからと言って、一企業が通貨の代わりになるものを発行できるのかという疑問は残るものの、街が私企業に寄りかかることの危うさに背筋が寒くなる。一つの倒産劇から始まる巨悪に対して結果的にこれでよかったのかモヤモヤ。池井戸物は、近作の方が勧善懲悪がはっきりしていて爽快です。