2022-06-02 「架空通貨」 読書 池井戸潤著・講談社文庫 昨日読み終わった本 「半沢直樹」シリーズの池井戸潤の初期作品。”仮想”ではなく架空通貨。いくら企業城下町だからと言って、一企業が通貨の代わりになるものを発行できるのかという疑問は残るものの、街が私企業に寄りかかることの危うさに背筋が寒くなる。一つの倒産劇から始まる巨悪に対して結果的にこれでよかったのかモヤモヤ。池井戸物は、近作の方が勧善懲悪がはっきりしていて爽快です。架空通貨 (講談社文庫)作者:池井戸潤講談社Amazon