今日はUFOの日でした。
ジョージ・アダムスキーといって、今の人たちは分かるかなぁ。”アダムスキー型円盤”で有名ですね。
小学生の頃、角川文庫の『UFO同乗記』読みました。
NTVの「木曜スペシャル」や「11PM」の矢追純一UFO特集をTVにかじりつく様に見ていました。
70年万博が終わり、直後に始まったオイルショックや冷戦の激化で”バラ色の未来”が幻想だと思い始めた頃、それを受けるように「ノストラダムスの大予言」や「日本沈没」が大ブームになります。
昭和の終末思想を多感な時期に浴びた私たちの世代は、未知の世界への興味を強くしていました。それが、ムーやアトランティスの古代文明、超能力、心霊世界、そしてUFOでした。
今は、そういうのを信じている人はあまりいない。この手の番組ももうTVでやらなくなりました。
デジカメやCGが発達して、心霊写真やUFO画像なんて作ろうと思えば簡単にできちゃう。まずは疑ってかかる事からスタートしてるから、面白みもありません。
恐らく、私たち世代はこの手の不思議なことを受容する最後の世代なのかもしれません。
確かにアダムスキーの『UFO同乗記』は、金星人のUFOに乗って太陽系の惑星をめぐるという眉唾以上の荒唐無稽な内容です。金星人は金髪碧眼だしw
テレ東の「やりすぎ都市伝説」がほぼ唯一の不思議系番組ですけど、決まり文句で「信じるか信じないかはあなた次第」といって、視聴者に丸投げしているのに対し、昔のこの手の番組は、「社会の裏側で実はこんなことが起きている」ともっと自信をもって(といっても結論はぼかす)放送していました。とはいえ、観ている方はすべて信じていた訳じゃないですが。
様々な点で、昔より今の方がよい、というのが持論ですけど、この手の話題の提供や我々の受け止め方は、昔の方が面白かったかな。
アダムスキー型円盤、一度でいいから見てみたいわー。私も宇宙に連れてってww